2019年04月21日


VIC(ビク)です。


自分で年金を運用するiDeCo。
その加入者が増えています。


最ちょっと自慢になってしまいますが、私はiDeCoでそこそこの利益を出しています。


どのような運用方法なのか、ご紹介します。


SPONSORED LINK




1 iDeCoのスイッチングとは


最近株式市場の調子が良くないですが、私がiDeCoで評価益を出し続けているのは、「スイッチング」をしているからです。


iDeCoの「スイッチング」とは、運用中の保有商品の一部または全部を売却し、ほかの商品を購入することです。


私が行っていた「スイッチング」の流れを説明しますと、



(1)まずは掛金で日本国債を購入
(2)先進国株式が割安になったら、
日本国債から先進国株式にスイッチング

(3)掛金で購入するのは日本国債から先進国株式に変更

(4)先進国株式が割高になったら、先進国株式から日本国債にスイッチング

(5)掛金で購入するのは先進国株式から日本国債に変更


これは、先進国株式を割安な時にだけ購入、割高になったら売却するということです。



(1)から(5)を繰り返して現在のような利益となっています。


(1)から(5)を繰り返すことでなぜ利益が大きくなるか、数字を使ってもう少し説明します。
(数字が出てくるので余計分かりにくいかもしれません。飛ばしてください。)

(1)まずは掛金で日本国債を購入
前提「基準価額:日本国債10,000円、先進国株式10,000円」


・日本国債の投資信託10,000円を100口購入

保有数量:100口

基準価額:10,000円

100×10,000円=1,000,000円



⇒資産:1,000,000円



(2)先進国株式が割安になったら、日本国債から先進国株式にスイッチング
前提「基準価額:日本国債10,000円、先進国株式5,000円」


・日本国債の投資信託1,000,000円分を全額売却。
 
外国株式の投資信託の基準価額は5,000円なので、200口購入。


外国株式投資信託

保有数量:200口

基準価額:5,000円

200口×5,000円=1,000,000円



⇒資産:1,000,000円



ここで、「(3)掛金で購入するのは日本国債から先進国株式に変更」しておきます。


(4)先進国株式が割高になったら、先進国株式から日本国債にスイッチング
前提「基準価額:日本国債10,000円、先進国株式10,000円」

・先進国株式は200口保有なので、資産は2,000,000円に増加。

 日本国債の投資信託の基準価額は10,000円なので、200口購入。


日本国債投資信託

保有数量:200口

基準価額:10,000円

200口×10,000円=2,000,000円



⇒資産:2,000,000円



(1)の状態でずっと持ったままだと、資産は1,000,000円のままなのが、スイッチングをすることで、資産が2,000,000円に増加する。



ここでまた「(5)掛金で購入するのは先進国株式から日本国債に変更」しておきます。


スイッチングには手数料はかかりません!


具体的にどのように操作するするか、私が使っている楽天証券の画面を使って、特に、先ほどの方法をお伝えします。




2 楽天証券での「スイッチング」の方法


(1)TOP画面から、確定拠出年金(iDeCo)画面を開き、画面下部の「保有商品の入替(スイッチング)」をクリックします。


1


(2)「保有商品のスイッチング(入替)(JIS&T)へ」をクリックします。


Screenshot_2018-10-11-07-58-43


(3)「売却可能な商品」の中から、売却したい商品の商品名をクリックします。


Screenshot_20181011-075515


(4)「購入可能な商品」から、購入したい商品の「選択」のところをクリックし、画面下部の「売却数量指定に進む」をクリックします。


Screenshot_20181011-075532
Screenshot_20181011-075544


(5)売却商品の「売却数量」の口数を入力し、購入商品の「数量指定」をクリックし、「申込内容確認に進む」をクリックします。


Screenshot_20181011-075605


(6)内容を確認し、「申込」をクリックします。




以上です。



いつもご覧いただきありがとうございます。
一日一回、ネコ顔をクリックしていただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ


この記事へのコメント

3. Posted by ねずみ   2019年04月27日 11:22
早速のご回答、ありがとうございます。
大変、参考になりました。
私の場合、やっぱりNYダウで判断していますが、基準は曖昧なのでスイッチした後も上昇とか有りました。
でも、3%って・・・いい感じですね。
ありがとうございました。
2. Posted by VIC(ビク)   2019年04月27日 07:34
>>1
ねずみさん
コメントありがとうございます。

おっしゃるとおり、判断は難しいですよね!

私は2つの基準で判断しています。

1つ目は、NYダウが過去3ヶ月の高値に近ければ割高の可能性、安値に近ければ割安の可能性と考えます。
「過去3ヶ月」というのは、企業の四半期決算という区切り方を参考にしています。

2つ目は、iDeCoで保有している先進国株式の投資信託の評価損益が+3%以上であれば割高の可能性、ー3%以下であれば割安の可能性と考えます。
「3%」というのは、iDeCoが売買やスイッチングに税金がかからないので、細かく利確しても良いかなと思っていてるので小さめの数字にしています。
高配当日経ETFの利回りは2%台が多いようなので、それよりは大きい数字ということで「3%」しました。

2つの基準で見てどちらも一致した時に、割安・割高の判断をしています。


ねずみさんはどのように判断されていますか?
1. Posted by ねずみ   2019年04月26日 10:49
いつも楽しく拝見させて頂いております。
割安、割高の判断って難しいですよね。
ビクさんはどうされていますか?
良ければヒント等、お願いします。

コメントする

名前
 
  絵文字