2018年11月05日


VIC(ビク)です。


厚生労働省が所管する「年金積立金管理運用独立行政法人」、通称「GPIF」から年金積立金の平成30年度第2四半期の運用状況(速報)が発表されました。

GPIFとは、私たちが支払っている年金積立金の管理及び運用をするところです

以前、GPIFは今年度の第1四半期で2兆円を超える収益となっていることをブログに書きました。

あわせて読みたい以前の記事

3ヶ月で約2兆円超の収益!個人投資家も参考にすべきGPIFの資産運用(2018年度第1四半期)


 

年金については、メディアの情報発信の仕方のせいで、「年金運用は失敗している」というイメージをお持ちの方も少なくないかと思います。

本当に失敗しているのか、第2四半期の運用状況がどうであったか見ていきましょう。

 

 

 1 たった3ヶ月で約5兆4,000億円の収益


GPIF期間収益

赤で囲んだところを見ていただくと、


収益率:+3.42%

収益額:5兆4,143億円


となっています。

 

米国による自動車追加関税の導入が見送られたことや米国における良好な経済環境や堅調な企業業績などにより期間収益が良かったようです。


ちなみに、前年の同じ時期と比べてみると収益率も期間収益額も増えています。

  


 

 2 収益の半分を占めた利子・配当収入はどうしているか

 

莫大な金額を運用しているので、約5.4兆円の収益ということなのですが、そのうち約6,000億円が利子・配当収入によるものというところがポイントです。


得た利子・配当収入などのいわゆるインカムゲインをどうしているのか。

GPIFの以前の報告書に(P19)おいて、

「管理運用法人の収益のうちインカムゲインは、資産の時価変動に関わらず安定的に一定の収益が見込めるものですが、キャッシュとして保有せず、自動的に再投資しています。これは、長期投資家の場合には、インカムゲインをそのまま再投資に回した方が、長い期間で見れば大きな複利効果が得られるからです。」


 

とあります。これは、ジェレミー・シーゲルが「株式投資の未来」において主張する、

「長期的に投資するなら、辛抱強く構えて、配当を再投資して保有株を積み増すのが正解だ。そうすれば、リターンも付いてくる。これは長期投資の鉄則だ。配当再投資は、物を言う。大いに、物を言う。」


と同様のことを実践していると言えますね。


(気になる方はクリックしてみてください。「なか見!検索」で少しだけ読めます。)




3 リスクを抑えながら収益を出すGPIFのポートフォリオ

 

私の資産はポートフォリオを構築して運用しています。

利益を出し続けていけるか、VICのポートフォリオ運用ルール

 

GPIFは次のようなポートフォリオで資産を運用しています。
GPIFポート


外側の数字が現在の資産の割合、内側の数字が目標としている資産の割合です。
国内国債が目標より少なくなっていますね。

あわせて読みたい以前の記事
株主優待投資から一歩進みたい人に覚えてほしいポートフォリオ運用 1

  

4 年金積立金を短期で見て一喜一憂してはいけない

 

GPIFの報告書にあるとおり、

 

「年金積立金は長期的な運用を行うものであり」

その運用状況も長期的に判断する
ことが必要です。

 

成績を短期で見て、一喜一憂すべきではありません。


これは、私たち個人投資家にも言えることです。

10月の1ヶ月間で日経平均は暴落しました。阿鼻叫喚状態だった個人投資家も少なくないかと思います。
私たち個人投資家にとって、ポートフォリオ運用や長期の資産運用に対する心構えなど、GPIFは勉強になるところがありますよね!

もしよろしければ、参考にしてください。


関連記事です

GPIFの昨年2017年の運用状況はとても好調でした。どういったポートフォリオで運用していたか、参考にしたいですね。

本当は世界トップクラス!?1年で約10兆円の収益をたたき出す日本の年金運用


私のポートフォリオ運用の状況も今のところ好調です。先月10月は国内外の株価が大幅下落となりましたが、評価益をキープしています。

株価暴落でもVICのポートフォリオは評価益を維持!10月の金融資産は807万円でした!




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