2019年08月12日

かぶ1000さん DAIBOUCHOUさん ツイキャス 概要まとめ

「割安ハンター」のVIC(ビク)です。



今回も、個人投資家として有名な「かぶ1000さん」・・・だけでなく、もう一人、「DAIBOUCHOUさん」という個人投資家の方が持つ投資に関する内容です。


「かぶ1000さん」や「DAIBOUCHOUさん」は、投資で数億円の資産を築かれた超有名な個人投資家です。



お二人が「投資で高パフォーマンスを得るにはどうしたらよいか」ということに関してツイキャスで発信されています。


まだ聞いたことない方はぜひ聞いてみてください。


参考:DAIBOUCHOU式分散投資でも高パフォーマンスを維持する秘訣とは!?


とても良いので繰り返し聴くことをおすすめします。



しかし、最初から最後まで聞くと4時間くらい。



何度も聞きたいのですが、なかなか時間がないので、自分用にポイントをまとめてみました。



目次

1 DAIBOUCHOUさんはどんな投資家
(1)バリュー株投資を始めたきっかけ
(2)資産をふやしたちょっと危険なキャッシュフローの考え方
(3)資産を増やしたのは不動産株

2 利益を出すための投資方法
(1)不動産株への投資が良いと思う理由
(2)不祥事銘柄への投資で必要なこと
(3)人のマネをして投資する時に注意すべきこと
(4)取得価額より高くても買い増しする

3 個別銘柄
(1)インフォコム
(2)ギガプライズ
(3)日本商業開発
(4)システム情報
(5)エリアリンク
(6)グノシー
(7)UUUM
(8)スシロー

4 かぶ1000さんとDAIBOUCHOUさんへの質問
(1)銘柄選定
(2)これから注目される投資先
(3)資産1,000万円未満のおすすめ投資方法



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ありがとうございます。
続きをどうぞ!
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1.DAIBOUCHOUさんはどんな投資家



(1)バリュー株投資を始めたきっかけ


1999年から投資信託で投資を始めましたが、そんなに儲かりませんでした。

その後、証券会社のバーチャル取引でゲーム株を買ってたら結構儲かったので、2000年5月から個別株で投資を始めました。


そして、ITバブルが崩壊した後は、PBRが低い銘柄に投資するようになりました。


いわゆるバリュー株投資です。バリュー株投資を始めたのは、たとえばある企業が、100億円分の資産を持っていて、しかも黒字経営なのに、時価総額が30億とかになっているのがおかしいと思ったから。


企業の価値が適正に評価されれば、PBRは1に近づくので、株価が3倍になって儲かると考えたからです。


このように、投資方法を切り替えたのは、株式市場を信用してなかったということもあります。

絶対損すると思っていました。


だからどういう投資が良いかと考えたらPBRが低い銘柄への投資でした。


2000年からITバブルで相場が暴落していましたが、資産バリュー株は思った通り、あまり下がりませんでした。



しかしその後、「サミー」とか牛角の「レインズインターナショナル」とかで儲けることができました。


PBRが低い銘柄への投資から、成長株への投資に切り替えました。

企業が成長してるから株価が上がる、成長株の方が儲かるんじゃないかと思ったからです。




(2)資産を増やしたちょっと危険なキャッシュフローの考え方


株を始めた時の貯金は400万円くらいで、そのうち投資に回したのは200万円くらい。


株がうまくできるようになってから追加して、最終的には持ってる金を株に全部突っ込みました。


基本的には給料をまず証券会社に入れる。

それから生活費を必要な分だけ下ろすというようにしていました。


また、投資のための資金を消費者金融からお金を借りるということや、会社の飲み会で幹事をやって、精算をクレジットカードで払って現金をもらってということで、そういったお金を投資に回していました。


なるべく投資に回せるお金を確保しようとしていたのです。




(3)資産を増やしたのは不動産株


「アーネストワン」という株は、良い決算が出た後に株価が素直に跳ね上がるという銘柄でした。その会社が扱う不動産が売れてるかどうかはホームページをみれば分かる。売れていれば、決算を待って儲けることができました。



2004年はPERが割安な株がたくさんありました。


「アーネストワン」の後に「フージャーズ」も同じように調べて、「アーネストワン」と同じように決算が出れば上がりました。

なので、両方を保有できると良いのですが、現金だと500万持っていれば250万ずつしか投資できない。

それが、信用取引だと500万ずつ投資できました。

そこから信用取引をやるようになりました。


その後も「ダビンチ」や「アーバンコーポレーション」とか不動産ファンドに投資して不動産関係の成長株を買って大きく利益を伸ばしました。


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2.利益を出すための投資方法



(1)不動産株への投資が良いと思う理由


今は不動産株がとても安いと思います。


サブプライムローンショックを経験した人は、不動産株が景気の後退期に弱いということを身に染みて分かっているため、不動産株が安くなっていても買おうとしないようです。


しかし、それは警戒心が強すぎだと思います。


サブプライムローンの当時、大幅に値崩れしたのは、欧米系の投資家が不動産株を急激に売ったからです。


今は当時と状況が全く異なります。

たとえば、

・不動産リートが充実

・調達金利が安い

・資金繰りが悪いところがそんなにない

・財務内容が健全なところが多い


また、現在は、金利が非常に低く、家賃収入とローンの金利の差はプラスとなっています。


このような状況の中、日本株は低調なのでやりたくない、でも金はある、という富裕層の方がたくさんいます。


そういった方が何に投資すれば良いかとなると、リートか不動産ということになります。



さらに、日本の不動産株は、外国人投資家の目で見ても投資できると思います。



それは、日本の不動産は値上がりしているとはいえ、海外に比べると安いからです。


たとえば、「ユニゾHD」とか「よみうりランド」、「東京競馬」など、含み資産を保有している企業の株は、バブルが 来たら上がると思います。


「含み資産株」はブームになることもあります。今までもそのようなことがありましたので、今後そういうのが起こると一気に火がつきます。


少しずつ動きが出てきているので、そういった関連銘柄の株価の上昇は、今年の後半からオリンピック、大阪万博まで続くと思います。




(2)不祥事銘柄への投資で必要なこと


不祥事で株価が下がった時は買いであることが多いです。

たとえば、「業務スーパー」を運営する「神戸物産」とか。


「業務スーパー」のお客様は、役員や社長がインサイダー取引をやっているかどうでということで店に行くかどうかを決めていません。


行くかどうかに影響することとしたら、たとえば、商品に異物混入があったたというようなことです。



以前、ユッケで人が死ぬということがありましたが、それでお客様は不安になる。そういうことはだめです。


不祥事の内容とビジネスの存続性を見極めると、不祥事の暴落はチャンスになるかもしれません。




(3)人のマネをして投資する時に注意すべきこと


私は、保有している日本株の銘柄リストを配っています。

掲載している数は122、保有の多い順で一覧にしています。


なぜ私がこのようなリストを配っているかと言うと、個別銘柄について話がしやすい環境を作るためです。

私がどの銘柄を保有しているか分からないと、私に何を話したらよいか分からないと思いますので。


オフ会で同じ席になった人やセミナーなどで私に声かけてくれた人に配っています。



もちろん、このリストに載っているものが良くて、載っていないものがだめだというようなものではありません。


やめてほしいのは、自分で何も考えずに、「リストに載っているからその株を買う」ということです。


たとえば、私は保有銘柄が多いので、私と同じ銘柄を購入しようとすると、それなりのお金が必要になってしまいます。


資金力が十分でないと、株価が下がった時に、私はナンピンできても、その人はナンピンできないということになり、株価が上昇してきて私が利益がでる水準になっても、その人はマイナスのままということもあります。



「かぶ1000さん」は17銘柄持っているので、そのうちの5銘柄をマネするとしたら、あとの12銘柄を捨てるということ。

もしかしたら、捨てた12銘柄に当たりがあって、選んだ5銘柄が外れるということもあります。


銘柄をそのままマネするのではなく、スクリーニングの1つのような感じで考えるとよいです。



スクリーニングとして銘柄を絞って、自分の考えで株を買えば、値動きに振り回されなくて済みますし、上昇のカタリストが分かっているのであれば、株価の上昇まで持つことができます。


常に自分で一から調べて理解した上で買うべきです。




(4)取得価額より高くても買い増しする


保有している株の買値より高い金額で買い増しができるかについてですが、株で大事なのは【絶対的な価値】だと思っていますので、株価が取得価額より高くなっていても、【絶対的な価値】と比べて安ければ、買い増しします。



たとえば、「アバント」だったら2,000円で買って、それが2,500円になると思うのであれば、500円とかの値幅が取れる。


最初の買値より高かろうが関係ありません。



もちろん、ダメだったときに株価は1,800円や1,500円に下がるかもしれません。損するかもしれませんが、買値より株価が上がると思ったら買うべきです!

むしろ買わない方が機会損失になるかもしれません。


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3.個別銘柄



(1)インフォコム


「インフォコム」は、販売が低迷しているシステム開発会社という感じですが、実は、「めちゃコミック」も扱っていてそれは売れています。


データセンターを閉鎖するということで特別損失を出して赤字になって株価が下げました。


しかし、データセンターの維持にはかなり経費がかかっていたのです。

そのデータセンターの閉鎖により、来期からは増益になるから株価は戻すだろうと思って投資しました。




(2)ギガプライズ


ポートフォリオの1位はギガプライズ。

この企業はインターネット常時サービスの会社です。


株価は10年で3倍になっています。



この銘柄は、かなり前に会社四季報で見つけました。


自分自身が不動産事業をやっていまして、インターネットを一括で入れると安いということを知っていました。


アパートにインターネットを引くのに通常は5,000円くらい。


大家さんが一括で入れると1,000円とか1,500円とかでできるのです。



家賃が3,000円高くても、ネット常時接続があった方が入居者は喜びます。


WIN WINで誰も損しないすばらしいビジネスだと思いました。




(3)日本商業開発


地方の企業を見る時は、PBR1倍以上を見ると良いと思います。


地方なのにPBRが1倍以上で評価されているのはある意味異常だと言えるかもしれません。


これは、異常な状況にできるくらい会社の実力があるということです。



PBRが1倍以上の企業に注目すると、思わぬお宝銘柄に出会えるかもしれません。



「日本商業開発」を買った時は時価総額が2億とか3億でした。


地主ファンドが次から次へとできるかと思ったら「日本商業開発」しかできないから難しいと分かりました。




(4)システム情報


「システム情報」を800円くらいで買いました。

去年の年末だと500円でしたので60%くらい上がっています。


ツイッターで「システム情報」の話題になることはありませんでしたが、業績はとても良い。

3Qになったらいいことありそうだなと思いました。


「システム情報」は1ヶ月くらいで1,100円くらいに上げました。



この企業の損益計算書を見てみると、売上の伸びと販管費の伸びがイコールではないのです。


売上は伸びているのに販管費は5%くらいしか伸びてなくて、利益が残りやすい形態だと知って、それが続くのであれば売上以上に加速度的に利益が増えていきます。


そこがまだ知られていないと思いました。




(5)エリアリンク


「エリアリンク」はコンテナ関係の企業です。

2,000円くらいで買った後に4,000円くらいに上がりました。


その後、タテルの問題で不動産業界に暗雲立ち込めたので売りました。


さらにその後、「エリアリンク」が1,000円くらいに下げたので買い戻しました。



「エリアリンク」は、富裕層は気がついていないかもしれませんが、相続対策とか原価償却をやるにはすごく良いのです。


木造とか鉄筋より、コンテナは減価償却が早いので、法人税を払わないでキャッシュフローを得ることができます。




(6)グノシー


「グノシー」も長期的にみれば良いと思いますが、クーポンで先行投資してしまっているのと、グノシーアプリ自体が伸び悩んでます。


しかし、クーポンは毎日チェックする人もいます。



「上場ゴール」とか言われてバカにされながら株価下がっていました。

そのあと業績良くなったのに、素直に反応しない。


その後、業績がしばらく良く、株価が上がってきました。

「グノシー」は1年で株価が10倍近くなっています。




(7)UUUM


これは決算狙いで購入しました。


もしかしたら芸能事務所とかテレビ局みたいになるのではと思いました。



「UUUM」はまだ上方修正の余地があると思うのと、来季になったらEPSが伸びると思いました。


YouTuberが物を売り始めたり、リアルイベントの組み合わせたりで面白いことができるのではないかと考えています。




(8)スシロー


「スシロー」については、スシローアプリで店に行かなくても近隣の店の混み具合が分かります。


アプリを見てみると、2時とか5時とか中途半端な時間にも待ち時間があるのです。


しかもピークの時は待ち時間が100分とか。

まわりに飲食店があるのにスシローに並んでいます。



現在、スシローは都心に5店舗くらいしかありません。


山手線沿線にスシローを今後増やしていくようです。


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4.かぶ1000さんとDAIBOUCHOUさんへの質問



(1)銘柄選定について


質問


銘柄選定をする際、「こんな目線で調べると期待値が高まる」といったコツはありますか。



回答


【DAIBOUCHOU】

企業の調べ方については、

・四季報オンライン

・株探

・銘柄スカウター

・会社のホームページ

・決算説明資料

・採用ページ

を見て、この会社はどう伸びるかを考える。


オフ会で誰かから聞いた銘柄をその場ですぐに調べるというのも良いと思います。




(2)これから注目される投資先


質問


これから注目される企業、業種、地域、国を教えてほしい。


回答


【DAIBOUCHOU】

日本株の中小型株です。


業種としては、システム開発とかソフトとかが良いと思っています。


比較的安くて、月額課金みたいなタイプ。


売上に比べて販管費の伸びが緩やかでいて、かつ、買われすぎてないものを探します。


【かぶ1000】

通貨的に円はまだ強いので日本で良いと思います。


企業に関しては、バリュー株投資なので、含み資産株とか東証1部の銘柄で上場の基準が変わるとかMBOとかTOBの基準が厳しくなるならその前に上場廃止しようと考える企業が出てくると思っていて、そういう企業を探します。


業種に関しては、成熟産業ながら利益を着実に出してる会社とかです。




(3)資産1,000万未満のおすすめ投資方法


質問


1000万未満の資金で投資して、資産を億に増やすためにはどうしたらよいですか。



回答


【DAIBOUCHOU】

 節約して投入してこつこつ増やす。

30ねんで億にしたいというのであればインデックス投資が良いと思う。


もし、1年でと言われればフルレバで投資するしかありません。


【かぶ1000】

 1000万未満なら3銘柄に集中投資すべきだと思います。


その銘柄にカタリストが出なければ、ほかの出そうな銘柄に乗り換えるということを繰り返します。

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今回は個人投資家として有名な「かぶ1000さん」の紹介でした。

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