アクティブ投信

2019年02月11日


VIC(ビク)です。



またまた「ひふみ」に関する記事です。


「ひふみ」は投資信託の中でも、市場を分析して積極的に利益を取りにいく、アクティブ投信と分類されます。


個人投資家にはかなり人気の高い投資信託です。



「ひふみ」はここ数ヶ月間、不調が続いていました。


しかし、ここ最近少しずつ回復の兆しが見えてきました。


ひふみtya-to
(SBI証券「ひふみプラス」チャート)



この「ひふみ」の状況について、「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスから解説がYouTubeでアップされていました。


動画:2019年2月ひふみアカデミー



動画は1時間くらいありますので、時間がない方のためにポイントをまとめて紹介させていただきます。



ポイント

1 TOPIXに勝利した「ひふみ」のカギはこれ

2 昨年後半から今年1月にかけて世界はどう動いたか

3 「ひふみ」を取り巻く今後の情勢

4 「ひふみ」が注目する東証の市場区分見直しとは





1 TOPIXに勝利した「ひふみ」のカギはこれ



しばらく不調だった「ひふみ」が、ここ最近になってTOPIXを上回りました。

久しぶりですね。


「ひふみ」やそれを取り巻く状況をレオスがどのように紹介しているかを紹介させていただきます。




1月の世界の株式市場は底堅く、日本の株式市場にも良い影響をもたらした。


このような状況の中、「ひふみ」はどうであったか。


「ひふみ」とTOPIXの1月の騰落率の比較


ひふみTOPIX

(2019年ひふみアカデミーより抜粋)

ひふみ

6.53%

TOPIX

4.92%


「ひふみ」はTOPIXを約1.6ポイント上回った。



「ひふみ」はもともと、日本国内をマーケットとする「内需」の「グロース」株のウェイトを高めるとともに、最近は海外株も取り入れていた。


世界の株式市場が比較的好調であったことから、「内需」の「グロース」株と海外株に一度離れていた投資マネーが再び流れ込んできたため、「ひふみ」の基準価額を引上げることができた。


ここで、「ひふみ」がTOPIXを上回ったカギはどこにあるのか見てみる。


ひふみ銘柄推移

(2019年ひふみアカデミーより抜粋)


「ひふみ」の直近の保有銘柄は12月末から1月末で大きくは変わっていないが、今回「ひふみ」の基準価額の上昇に寄与した銘柄は、

・ガンホー

・アンリツ

の2つである。


ガンホーは12月も株価が順調であった。

アンリツは5G銘柄ということでこれからまだ伸びると考えている。


これらの企業の決算が良く、株価が大きく上昇したため、「ひふみ」がTOPIXを上回ることができた。





2 昨年後半から今年1月にかけて世界はどう動いたか



「ひふみ」はTOPIXを上回ることができましたが、この先も続くのか。

それは、世界の市場がどう動いているかを知ることである程度見通せるかもしれません。


レオスの分析を紹介します。




2017年は適温相場であったが、2018年後半は多くの株式市場にとって多くの懸念材料があり、「極寒相場」となっていた。


しかし、2019年1月に入ると多くの懸念が薄らいだ。

たとえば、


懸念1 米中貿易戦争

中国の譲歩の話が出てきた


懸念2 中国の景気鈍化

中国人民銀行の景気刺激策、中国政府の大幅減税等による経済対策が発表された


懸念3 アメリカFRB利上げ

金利引き上げ見通しが弱まった


という状況である。



1月の相場は、これらの懸念が薄らいだことによって株価が上げた。



特に、アメリカFRBの利上げ見通しが弱まったことは興味深い。

これは、FOMCにおいて、


FOMC

(2019年ひふみアカデミーより抜粋)


・「先行きの政策金利の調整を様子見する」と明記

・インフレ圧力への評価をタカ派からハト派的な方向へ修正

・バランスシート正常化の修正を示唆(緩和を続けるということ)


とされ、これまで「景気の熱をさます」方向に動こうという考えが180度転換したといえる。


こういったことから、アメリカを中心とした外国株はもちろん、日本株も上がることとなった。



しかし、世界中の株式市場が上げている中、TOPIXの上げは少し弱い。

これは、東証の制度見直しの話が関係している。





3 「ひふみ」を取り巻く今後の情勢



個人投資家として気になるのは、「これからどうなるか」ですよね。


「これから」に関する分析を紹介します。




様々な懸念が薄らぎ、株式市場は回復局面にあるように見えるが、世界経済のマクロの見方が大きく変わったというわけではない。


景気全体でみると下降していると考えている。



たとえば、18年10月~12月の決算速報を見てみると、これまで好調だった企業の下方修正が目立つことや、製造業やIoT関連や半導体関連企業など、東証一部上場企業の業績推移を前年同期比伸び率が悪くなっているところが増えてきている。


しかし、業績の下方修正があってもその企業の株価が下がらない、むしろ上がるという現象が起きている。


これは、各企業の株価が業績の悪化を事前に織り込んで下がってきていたためである。



今後「ひふみ」の基準価額が上がるかどうかは、これから株価が上がるような銘柄を選択できるかどうかというところである。





4 「ひふみ」が注目する東証の市場区分見直しとは



「ひふみ」が注目しているのは、東証の市場区分見直し等の検討であるようです。


これについても紹介されていました。




東証の市場区分見直しは、


・市場を整理して分かりやすく

・上場企業の品質を高める


ということを目的にしている。



東証は、具体的には次の3つのことを検討している。

ひふみ東証

(2019年ひふみアカデミーより抜粋)


・東証第一部、第二部、マザーズ、JASDAQの4市場の再編を検討

東証の清田CEOは、「4市場は多い」と考えている。

また、直接東証一部へ上場する場合とJASDAQなどから移行する場合で基準が異なり、ダブルスタンダードとなってしまっている。


・東証一部上場のあり方の見直し:上場基準の厳格化

500億~1,000億円の時価総額基準を設けることを検討している。


・企業価値向上をないがしろにする企業の根絶

東証一部に上場しながら決算説明会や取材対応を行わないという企業があり、こういった企業を根絶しなければ日本の株式市場全体の価値が上がらないと考えている。



TOPIXの戻りが弱かったのは、こういった東証の動きによって、国内の中小型株にリスクがあると思われ、売り込まれた。



レオスとしても特に、「上場基準の厳格化」を注視している。

これは、「ひふみ」を構成する銘柄の中にも時価総額が500億円未満の企業があるからである。


しかし、市場区分が変わっても上場廃止になるというわけではないし、そういった企業は「ひふみ」の構成比からすると全体からすると大きくないのであまり影響はないと考えている。



これから「ひふみ」の基準価額が上がることを望みます。


そういえば、動画の冒頭で、藤野社長が一緒に出演している八尾氏について、「昨日誕生日だった」と言っていました。


きっと社内の雰囲気が良いんだろうなって感じました。

これからもチームワークを活かしてがんばってほしいですね。




関連記事です。


アクティブ投信といえばまだまだ「ひふみ」が販売額等で上位になっていますが、ほかにもおすすめのアクティブ投信があります。


私は「ひふみ」含めた3つのアクティブ投信に投資して成績を比較しています。



今後のアクティブ投信選びをブログで紹介!




「ひふみ」については、しばらく不調が続いたため、まことしやかに色んな話が出てましたね。たとえば、「ひふみは大きくなりすぎたから、これからは利益を出せない」、「ひふみはもうインデックス投信に近づきつつある」などというものです。


これらの噂について、藤野社長が語っています。


「ひふみ」不調のウワサを藤野社長が切る!今後の「ひふみ」はどうなるか



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2019年02月06日


VIC(ビク)です。



個人投資家に人気のある「ひふみプラス」などを運用(委託)しているのは、藤野社長が代表を務めるレオス・キャピタルワークスという会社です。



レオス・キャピタルワークスの経営理念は、


「資本市場を通じて社会に貢献します」


というものです。



「社会に貢献」の前にまず「ひふみ」を購入した人に貢献してほしい。



そんな「ひふみ」が2019年にどうなるか、昨年2018年の動きを振り返ってみると見えてくるかもしれません。


レオス・キャピタルワークスから2018年の運用に関する動画がアップされていました。

動画:
2018年ひふみの運用報告会 総集編



動画の中で、「ひふみ」不調の原因としてささやかれるいくつかの噂について、藤野社長が答えています。


動画は1時間くらいありますので、時間がない方はポイントをまとめましたのでこのブログを御覧ください。


このブログのポイント

1 2018年の「ひふみ」は何をしたか

2 「ひふみ」が考える今後の投資ポイント

3 「ひふみ」の不調は規模が大きくなったせい?藤野社長が答えます





1 2018年の「ひふみ」は何をしたか



2018年に「ひふみ」が何をしていたかについて紹介させていただきます。



(1)「ひふみ」はグロース株投資に力を入れた


企業は次の2つの視点で分類することができる。


・外需か内需か

・グロースかバリューか



「ひふみ」が投資先として重点を置いているのは、内需でグロース株である。



しかし、日本企業がこれから成長する余地は多くないと考えており、これから成長する企業を探すとなると、海外にある企業にも目を向けていかなければならない。



(2)投資すべき海外企業を見つけるために現地の声を多く聞いた


海外の優良な企業を探すため、2018年は海外に多く出向いた。

出張件数で言うと、


2017年 約70社訪問

2018年 約210社訪問


となった。


海外に出張して何をしているか、それは、企業が立てた売上の目標がどうであるかを、実際に店舗に行って確認している。


・同業他社と比べて

・価格が高いかどうか

・商品が棚の目立ったところにあるか


また、店員に話を聞いて、売れているか、どういう人が買っているかを聞いている。


そして、集めた情報を整理して、企業の目標が現実的かどうか判断して投資判断している。



(3)海外顧客を増やした


「ひふみ」は世界中の方から注目されるようなファンドになってきた。


「ひふみ」は国内の方だけでなく、世界中のお客様に知っていただきたいと考えている。



国内外顧客別内訳をみると、海外のお客様が現在12%くらいとなっている。





2 「ひふみ」が考える今後の投資ポイント



「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスが考える今後の投資のポイントがありましたので紹介させていただきます。



(1)米中貿易戦争は長期化


内需の拡大や産業構造の高度化を実現させたいと考えている。


重要部材の国産化を始めとして、次世代産業の覇権獲得に向けて強く動く。


米国との妥協点を模索すると考えている。



(2)人手不足は構造的な課題、生産性向上は永遠のテーマ


人手不足は、ある会社にとってはピンチであるが、チャンスとなる会社もある。

チャンスが訪れる業界は、ロボット関連産業やAI関連企業である。


さらに、投資する企業を選ぶ際には、


・商品の値上げができる企業であるか

・社員の待遇を改善できる企業であるか


に注目するとよい。



(3)5Gシステムはまだまだ


世界において、5Gのネットワークをつくるのが急務となっている。



国内においては、東京オリンピックや大阪万博に向けて、5G関連の投資が増えるだろう。


特に、ドコモやKDDI、ソフトバンクなどの通信関連企業が5Gへの投資を増やす。


投資を増やすということは、企業の財務状態は一時的に悪化するが、逆を言うと、5G関連で仕事をもえる企業も増えるということである。



「ひふみ」は5G関連企業の比率を高めている。(協和エクシオ等)


これらの企業の株価が上がると「ひふみ」の基準価額が上がることを期待できる。





3 「ひふみ」の不調は規模が大きくなったせい?藤野社長が答えます



色々と努力しているのは伝わってくるのですが、最近不調の「ひふみ」。


「ひふみ」に対して多く寄せられる質問や疑問について、藤野社長が答えていますので紹介させていただきます。



(1)運用残高が増えると運用が難しくなるのか


これは一番よく言われることだと思います。


大きすぎるファンドは十分に中小型株を買えなかったり、買おうとして株価を必要以上につり上げてしまって結局割高になってしまったりということですね。



藤野社長はこれについて、純資産総額と運用成績の相関関係によって反論しています。



純資産総額が右に行くと小さくなる、運用成績は上に行くと大きくなる。

もし、運用残高が増えると運用が難しくなるとしたら、右肩上がりになるはず。

相関

(2018年ひふみの運用報告会 総集編 抜粋)



見てみると、相関係数は0.04。


つまり、運用資産残高と運用成績は関係無い。



(2)インデックスファンドに近くなるのではないか


規模が大きくなった投資信託は、色々と組入れるので結局はインデックスファンドと同じような動きになってしまうのではないかという疑問です。


これについて、「ひふみ」のアクティブシェアにより反論しています。


アクティブシェアとは、ポートフォリオとベンチマークからどれだけ剥離しているかというものです。

アクティブシェア

(2018年ひふみの運用報告会 総集編 抜粋)


ひふみ投信マザーファンドのアクティブシェアは90%以上であり、インデックスファンドとかけ離れているという状況。


つまり、インデックスファンドとは全く異なる!ということです。



最後に藤野社長は、こうおっしゃっています。


「みなさまの資産形成をお手伝いする。良い会社に投資して、日本を良くしたい。」



ぜひとも実現してほしいですね。





関連記事です。


アクティブ投信といえばまだまだ「ひふみ」が販売額等で上位になっていますが、ほかにもおすすめのアクティブ投信はあります。


私は「ひふみ」含めた3つのアクティブ投信に投資して成績を比較しています。


今後のアクティブ投信選びをブログで紹介!



2018年に「ひふみ」が何をしてきたかを紹介しましたが、大きく下げている基準価額が今後どうなるかまだ不安が解消されていない方も多いかもしれません。


藤野社長の分析をみて少しでも安心してください。


投信「ひふみ」の下落は続く!12月末の状況と「ひふみ」藤野社長の分析




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2019年01月18日

ひふみプラス 今後のアクティブ投信選び


VIC(ビク)です。



投資信託の中でも1番人気があるのは「ひふみプラス」。


SBI証券のWebサイトによると、販売金額が上位となっています。

Screenshot_20190116-210837


この「ひふみプラス」は、投資信託の分類で言うと、「アクティブ投信」です。



「ひふみプラス」の特徴を整理すると、次のとおりです。(2018年4月27日現在)


ひふみプラス

・委託会社

 レオス・キャピタルワークス

・投資対象資産

 国内外(グローバル(日本含))・株式

・投信の組入上位3銘柄と業種

銘柄

業種

1 VISA

2 AMAZON

3 東京センチュリー

1 サービス業

2 情報・通信業

3 その他海外株

・信託報酬

 1.0584%



しかし、個人投資家の王道といえば、コストをかけずに平均点を目指すインデックス型投資です。


かの有名なウォーレン・バフェット氏も、妻に「資金の90%をS&P500に投資せよ」と言ったとか。



「ひふみ」は、最近は株式市場の不調もあり、基準価額を下げています。

Screenshot_20190116-211213

(SBI証券サイト)



「ひふみプラス」保有者は、資産の評価損益がマイナスになってしまっているかもしれません。


こんな中、「ひふみプラス」よりもっと優れた「アクティブ投信」はないのか、「インデックス投信」が本当に王道となるのか、悩む方もいるかもしれません。


みなさんが「ひふみプラス」への投資を今後も続けるかどうかの参考になるよう、私が「ひふみプラス」と他のアクティブ投信の運用成績を比較して検証しています。



このブログのポイント

1 ひふみプラスと比較するアクティブ投信

2 1月に評価損益が1番良かったアクティブ投信はTORANOTECアクティブジャパン

3 1月に購入する投資信託は「ひふみプラス」







1 ひふみプラスと比較するアクティブ投信



ひふみプラスと比較するアクティブ投信は、次の2つの投資信託です。


TORANOTECアクティブジャパン

・委託会社

 TORANOTEC投信投資顧問

・投資対象資産

 国内、中小型株

・投信の組入上位3銘柄と業種

銘柄

業種

1 岩谷産業

2 西松建設

3 セーレン

1 サービス業

2 機械

3 情報・通信業

・信託報酬

 0.864%


詳しくは、こちらを御覧ください。

ひふみプラスに代わるアクティブ投信?TORANOTECアクティブジャパンとは



さわかみファンド

・委託会社

 さわかみ投信株式会社

・投資対象資産

 内外(グローバル((日本含))、資産複合(株式、債券)

・投信の組入上位3銘柄と業種

銘柄

業種

1 日本電産

2 ブリヂストン

3 花王

1 化学

2 電気機器

3 機械

・信託報酬

 1.08%


詳しくは、こちらを御覧ください。

ひふみプラスは今後も保有すべき?ひふみを超える利回りとなったさわかみファンドとは





2 1月に評価損益が1番良かったアクティブ投信は「TORANOTECアクティブジャパン」



それでは、「ひふみプラス」を含む3つのアクティブ投信の状況がどうなっているか見てみましょう。

私が保有するアクティブ投信の1月現在の状況は次のとおりです。

Screenshot_20190116-204751

Screenshot_20190116-205659


表にまとめてみます。


アクティブ


アクティブ投信の中で1月現時点で損益が一番良かったのは「TORANOTECアクティブジャパン」でした。
TORANOTECアクティブジャパン」はここ最近調子が良いですね!

 

 

今月までの各アクティブ投信の損益を表にするとこんな感じです。


ひふみ

TORANO

さわかみ

S&P500

1月

-12.13

-9.77

-10.12

-8.82


「ひふみプラス」は6ヶ月連続で、他のアクティブ投信に負け越しています。
TORANOTECアクティブジャパン」はアクティブ投信の中ではなかなかです。





3 1月に選ぶ投資信託は「ひふみプラス」



「ひふみプラス」に勝るアクティブ投信が見つかったとはいえ、その「TORANOTECアクティブジャパン」も、比較対象であるインデックス投信の代表「eMAXIS Slim 米国株式 S&P500インデックス」には勝てませんでした。


しかも差がついてしまっていますね。


投資の原則は、「安く買って、高く売る」です。


この原則に基づき、金融商品を買うときは、割安になっている場合に購入することにしています。



よって、今回1番割安であった(評価損益が悪かった)「ひふみプラス」を購入します。




関連記事です。

人気の投資信託「ひふみ」が大きく価格を下げています。なぜこのような状況になってしまったのか、今後どうなっていくのか、「ひふみ」のレオス・キャピタルワークスの藤野社長の解説を御覧ください。

投信「ひふみ」の下落は続く!12月末の状況と「ひふみ」藤野社長の分析





今後も継続して検証していきます。


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2019年01月16日

ひふみ 12月末の状況 藤野社長コメント


VIC(ビク)です。



「ひふみ」不調が続いていますね!


「ひふみ投信」や「ひふみプラス」などの「ひふみ」系の投資信託の基準価額がかなりピンチに陥ったままとなっています。


しかも、「ひふみ」と同じアクティブ投信に分類される他のアクティブ投信と比べもても、かなり悪い状況になっています。


株式市場の不調で「ひふみプラス」下落!今後のアクティブ投信選びをブログで紹介!




そんな「ひふみ」について、運用している(正確には委託会社)であるレオス・キャピタルワークス及び藤野社長からコメントがありましたのでそのコメントを紹介させていただきます。



このブログのポイント
1 12月の株式市場の状況
2 「ひふみ」の保有銘柄は11月末から12月末にどう変わったか
3 12月に「ひふみ」が大きく下げた原因と今後
4 ひふみ投信はグロース株投資!バリュー株投資との違いは
5 運用会社藤野社長が考える「ひふみ」の今後







1 12月の株式市場の状況



12月はほぼすべての業種が下げました。


下がっていなかったのは、


・陸運業

・空運業

・電機・ガス業

・建設業


でした。


これは、機関投資家が「魅力がない業種」として今までそもそも買われていなかった(持っていなかった)銘柄です。


買われてなかったので、売られもしなかったということですね!



そして、特に大きく下げたのは、


・医薬品


で、11月末にプラス4.3%であったのが、12月末にはマイナス15.9%となりました。



この銘柄は、以前は、機関投資家に買われていましたが、12月に入りこれらの銘柄が売られて大きく下げました。



また、電気機器の業種も下げました。

11月末にプラス0.6%であったのが、12月末には、マイナス12.7%となっています。


これは、為替の影響というよりも、米中貿易摩擦の懸念で売られて大きく下げたと思われます。





2 「ひふみ」の保有銘柄は11月末から12月末にどう変わったか



12月の株価の動きを月間で見ると、あのリーマンショックより下げてしまっています。



そのような中、12月のTOPIX(配当込み)と「ひふみ」の評価損益を比べてみると、


・TOPIX マイナス10.21%

・「ひふみ」 マイナス13.45%


でした。


「ひふみ」が大きく負けています。


高い手数料払って「ひふみ」を買っているのにTOPIXより悪い評価損益だというのは問題ですね!



なぜこのような状況になってましったのか、「ひふみ」の保有銘柄等を見てみます。


11月末

国内株式 85.2%

海外株式 10.7%

現預金 4.1%

銘柄数 231


12月末

国内株式 85.8%

海外株式 11.1%

現預金 3.2%

銘柄数 233



11月末 「ひふみ」構成銘柄上位5社



銘柄名

内/外

G/V

構成比率

1

共立メンテナンス

内需

グロース

1.9%

2

東京センチュリー

外需

バリュー

1.9%

3

協和エクシオ

内需

バリュー

1.9%

4

リクルートHD

内需

グロース

1.8%

5

ショーボンドHD

内需

グロース

1.8%


12月末 「ひふみ」構成銘柄上位5社



銘柄名

内/外

G/V

構成比率

1

協和エクシオ

内需

バリュー

2.2%

2

東京センチュリー

外需

バリュー

2.1%

3

光通信

内需

グロース

2.1%

4

共立メンテナンス

内需

グロース

1.9%

5

リクルートHD

内需

グロース

1.8%



株式市場全体が暴落する中、「ひふみ」は買い増ししている銘柄があります。

それは、


・協和エクシオ

・東京センチュリー

・光通信


の3つです。

これらの銘柄は、この12月の下げ相場の中で買って、組入れ比率を上げています。


たとえば、協和エクシオは、業績が順調であることや米中貿易摩擦や為替が関係無いですし、5Gの恩恵も受けると考えることから買入れを行ったようです。

ちなみに、5Gの進展はこれからの社会に大きな影響を与えることは間違いないですが、株価はひょんなことから影響を受けて、下げることもあるので注意が必要です。

菅官房長官の「4割発言」後のドコモ・KDDIの株価は?総務省の動きで株価の伸びを読み取る!





3 12月に「ひふみ」が大きく下げた原因と今後



「ひふみ」が大きく下げることとなった前提となる世界の状況を見てみましょう。



2018年の前半の状況は、2017年のゴルディロックス相場(「ぬるま湯相場」)と比べて、とても良い状況にありました。


そして、2018年の後半にはこの状況は一変し、株価は暴落するのです。

その要因は


・米中貿易戦争

・中国経済の鈍化

・FRBの利上げ

・EUの金融引き締めへの方向転換

・日本の消費増税


という、株式市場にとってマイナスとなる要因が複数ありました。

これらの要因に慎重になる投資家が増え、株価の暴落を引き起こしてしまったのです。



特に投資家にとって懸念すべきはアメリカFRBの利上げでした。


FRBは少し前から利上げを少しずつ始めており、投資家の間では、10年前のリーマンショック前と似たような状況となってきていると言われています。


このときも景気がよく、景気をスローダウンさせるために利上げしていました。


今回の利上げで10年前のリーマンショックと同じようなことが起こると投資家が先読みして、株価の急落が起きたと考えています。



このような状況の中、「ひふみ」はなぜTOPIX以上に下げてしまったのでしょうか。

これについては、次のように分析しています。


・12月に内需グロースのウェイトを大きくしていたこと

・「ひふみ」を構成するグロース株の一部が東証から外れる懸念があったことにより、基準価額を大きく下げてしまったこと



このように「ひふみ」を取り巻く世界の株式市場の状況や「ひふみ」の構成銘柄の問題はありますが、


「ひふみ」はこれからは大丈夫!


だとレオスは考えているようです。




4 ひふみ投信はグロース株投資!バリュー株投資との違いは



ここで、ひふみの大きな割合を占めるグロース株投資とはどのようなものなのか確認します。


(1)グロース株とは


グロース株とは、「今は大きくないかもしれないけど、これから成長する企業」の株式のことです。

たとえば、IT系企業のように、世の中に今までなかった新しい価値を提供するような企業の株式です。


グロース株投資は、将来の企業価値に比べて現在の企業の価値が割安になっており、将来に向けて株価が上がることを期待して投資することです。



このグロース株とよく比較されるのが、バリュー株です。


(2)バリュー株とは

バリュー株とは、「その企業の資産や収益から考えると、あるべき本来の企業の価値から割安になっている企業」の株式のことです。

たとえば、エネルギーや素材、金融、電気通信サービス、公益事業などです。


バリュー株投資は、現在の割安な企業の価値が、何かをきっかけに本来あるべき価値に見直されることを期待して投資することです。



グロース株投資もバリュー株投資も、「安いところを買う」という点については同じですね。



ちなみに、2003年からリーマンショック前の2007年までは、バリュー株が他の業種に比べて上昇していたようです。


リーマンショック後の2009年から2018年は、バリュー株が他の業種よりも悪かったようです。


グロース株の優位が今まで続いていおり、バリュー株投資は過去10年市場に負け続けています。







5 運用会社藤野社長が考える「ひふみ」の今後



「ひふみ」は大丈夫だと考える理由を見てみます。


現在の株式市場の状況をよく分析すると、10年前のリーマンショック前と現在は同じ状況ではないからです。


それは、


・10年前の株とアメリカ10年債の利回りの差は縮小

・12月末現在の差は5%(縮小していない)


ということです。



つまり、現在の状況はリーマンショック前と異なっているということで、12月の株価の暴落は、「先読みのしすぎ」=「売られすぎ」です。


よって、売られすぎた株式、そして、「ひふみ」は必ずリバウンドすると考えています。



藤野社長が今後の「ひふみ」について語ったことを抜粋します。


「12月は何でもかんでも下がった。1月は上がる銘柄と上がらない銘柄が峻別されると考えている。」


「「パニック売り」に「パニック売り」で対応してはならない」


「より割安で、より上がりやすくて、アメリカや日本の景気が悪くなっても下がらない会社に投資ができるかが重要。」


「いつも同じであることが大事。株が上がっても下がってもたんたんとやるべきことをやる。」


そして、自社の運用部門については、


「株式市場が不調の今、ファイティングポーズをとっている。こんな状況にあっても、たんたんとやるべきことをやっている」


として、評価しています。



「下がっている時に、どういう株が戻るか考えて、そういった会社の株を買い増しすることは、半年とかの期間で見ると正しい!」



「ひふみ」の調子が悪くなってからしばらく経ちますね。

言葉ではなくそろそろ実績で良い結果を示してほしいです。




関連記事です。



「ひふみ」から次のアクティブ投信に乗り換えるとしたら何が良いか、複数のアクティブ投信を比較しています。


株式市場の不調で「ひふみプラス」下落!今後のアクティブ投信選びをブログで紹介!



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2018年09月29日


VIC(ビク)です。



最近、「ひふみプラス」に元気がないですね。


「ひふみプラスを手放した」というブログも少なくありません。



私は、「アクティブ投信として高い人気を誇っている「ひふみプラス」に勝るような投資信託を他に見つけたい」ということで、いくつかのアクティブ投信を以前から検証しています。



そして、検証しているうちの「さわかみファンド」という投資信託が9月、「ひふみプラス」を超える利益となりました。



あわせて読みたい以前の記事

アクティブ投信の毎月の成績一覧



「ひふみプラス」を超えたのは一時的なことかもしれません。


しかし、「ひふみプラス」に代わるアクティブ投信をお探しの方の参考になればと思い、「さわかみファンド」とはどういう投資信託なのかご紹介します。


「ひふみプラス」と比較して紹介しますね。




1 委託会社


まずは委託会社です。


さわかみファンド

ひふみプラス

さわかみ投信株式会社

レオス・キャピタルワークス


さわかみ投信株式会社は、澤上篤人氏が1999年に日本初の独立系投資信託会社として設立しました。

 


澤上篤人氏の経済に関する見方は参考にしてみても良いと思います。

「日本を良くしたい」という熱い思いはなかなか魅力的です。



私は、澤上篤人氏の著書を読んでファンの一人になりました。






2 投資対象資産


それぞれの投信の投資対象資産です。


さわかみファンド

ひふみプラス

内外(グローバル((日本含))

内外(グローバル((日本含))

資産複合(株式、債券)
資産配分変更型

株式

その他資産


さわかみファンドは債券も対象としているところがひふみプラスと異なります。

また、さわかみファンドは、為替ヘッジについて、「為替ヘッジあり(適時ヘッジ)」としています。

どちらの投信も最近は日本企業だけでなく海外企業の株を買い始めたようです。




3 投信の組入上位10銘柄と業種


それぞれの投信の組入上位10銘柄と業種です。


さわかみファンド

ひふみプラス

1 日本電産 5.3%

2 ブリヂストン 4.4%

3 花王 3.9%

4 TOTO 3.5%

5 ダイキン工業 3.2%

6 信越化学工業 2.9%

7 国際石油開発帝石 2.9%

8 浜松ホトニクス 2.8%

9 テルモ 2.6%

10 トヨタ自動車 2.6%

1 VISA 1.88%

2 AMAZON 1.86%

3 東京センチュリー 1.78%

4 MICROSOFT 1.76%

5 光通信 1.67%

6 協和エクシオ 1.67%

7 コスモス薬品 1.67%

8 ダイフク 1.59%

9 ショーボンドHD 1.54%

10 日本電産 1.51%

1 化学 14.9% 2 電気機器 14.8% 3 機械 14.8% 4 輸送用機器 6.7% 5 ガラス・土石製品 6.0% 6 精密機器 5.7% 7 ゴム製品 4.4% 8 食料品 3.7% 9 鉱業 2.9% 10 鉄鋼 2.3%

1 サービス業 13.08%

2 情報・通信業 12.67%

3 その他海外株 8.97%

4 小売業 8.83%

5 電気機器 8.32%

6 建設業 7.25%

7 卸売業 6.57%

8 機械 5.22%

9 化学 4.35%

10 非鉄金属 3.07%


上位10銘柄を見ると、2つの投信どちらにも入っているものは、「日本電産」だけですね。

業種も2つの投信でけっこう異なります。
あえて言えば、「電気機器」がどちらもウェイトが高めです。


さわかみファンドの方は、「ガラス・土石製品」や「ゴム製品」、「鉱業」があるのが特徴的ですね。




4 信託報酬


次に、信託報酬です。


さわかみファンド

ひふみプラス

1.08%

1.0584%


さわかみファンドの方が高いですね。

しかし、どちらも最近のインデックスファンドの信託報酬と比べるとかなり高く感じますね。

ちなみに、投資信託は隠れコストを含んだ「実質コスト」を見るべき!
と以前お伝えしました。


あわせて読みたい以前の記事
投資信託を選ぶ際に見るべきは「実質コスト」!「信託報酬」だけでは不十分です!


直近に判明した実質コストは次のとおりです。

さわかみファンド

ひふみプラス

1.084%

1.357%

 

さわかみファンドの方は、「目論見書」とほとんど変わりませんが、ひふみプラスの方は「目論見書」から大きく増えており、さわかみファンドの実質コストより約0.27ポイントも大きくなっています。

 

さわかみファンドは優秀ですね!

 


以上です。他のアクティブ投信も含め、今後も引き続き検証していきます。


 

関連記事です。

 

さわかみファンド以外のアクティブ投信として、ひふみプラスより損益の良かったTORANOTECアクティブジャパンという投信があります。

 

ひふみプラスに代わるアクティブ投信?TORANOTECアクティブジャパンとは

 

 

アクティブ投信の信託報酬の高さが気になる方は、やはりインデックス投信ですね。

最近注目のwMAXISSlimシリーズが信託報酬引き下げになっています。

 

利益を出す人が選んでいる投資信託、eMAXIS Slimシリーズの信託報酬引き下げ!


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