アクティブ投信

2018年11月13日


VIC(ビク)です。


ネット証券大手のSBI証券で人気の高い投資信託といえば、「ひふみプラス」です。


テレビ番組で取り上げられ、人気に拍車がかかりました。



しかし、最近の株式市場の暴落に伴い、「ひふみプラス」も大きく下げています。



「テレビで取り上げられていた」というだけで「ひふみプラス」に投資していた初心者の方は、阿鼻叫喚状態だと思います。


ひふみが大きく下げた要因は何か、この先ひふみの運用はどうなるのかについて、ひふみの運用会社であるレオス・キャピタルワークスの「ひふみアカデミー」という動画で説明されていましたので紹介します。




1 ひふみ投信はなぜ大きく下げたか


「ひふみアカデミー」において、ひふみ投信の10月の成績についてTOPIXと比べています。成績は次のとおりです。


TOPIX -9.4%

ひふみ -12.1%


ひふみは、約3ポイント近くTOPIXを下回っています。



これは、ひふみの保有者としては大きな問題です。


ひふみの保有にはそれなりの手数料がかかります。

手数料を払っているのに、インデックスであり手数料が低いTOPIXに大きく負けてしまっているという状態なのです。



TOPIXに対して、なぜここまで差がついてしまったのでしょう。


これは、ひふみの大きな割合を占めている中小型株とグロース株が大きく下げたことによるもののようです。



さらに細かく分析しています。

10月に大きく下げた業種を見てみると、


・情報・通信業

・サービス業

・精密機器


のようです。いずれも、ひふみが多く持っている業種です。


一方で、空運やガス、金融はあまり下げませんでした。いずれも、ひふみはそれほど持っていない業種です。


つまり、ひふみの投資行動がすべて裏目に出てしまったということです。




2 ひふみ投信はグロース株投資!バリュー株投資との違いは


ひふみの大きな割合を占めるグロース株投資とはどのようなものなのか確認します。


(1)グロース株とは


グロース株とは、「今は大きくないかもしれないけど、これから成長する企業」の株式のことです。

たとえば、IT系企業のように、世の中に今までなかった新しい価値を提供するような企業の株式です。


グロース株投資は、将来の企業価値に比べて現在の企業の価値が割安になっており、将来に向けて株価が上がることを期待して投資することです。



このグロース株とよく比較されるのが、バリュー株です。


(2)バリュー株とは

バリュー株とは、「その企業の資産や収益から考えると、あるべき本来の企業の価値から割安になっている企業」の株式のことです。

たとえば、エネルギーや素材、金融、電気通信サービス、公益事業などです。


バリュー株投資は、現在の割安な企業の価値が、何かをきっかけに本来あるべき価値に見直されることを期待して投資することです。



グロース株投資もバリュー株投資も、「安いところを買う」という点については同じですね。



ちなみに、2003年からリーマンショック前の2007年までは、バリュー株が他の業種に比べて上昇していたようです。


リーマンショック後の2009年から2018年は、バリュー株が他の業種よりも悪かったようです。


グロース株の優位が今まで続いていおり、バリュー株投資は過去10年市場に負け続けています。




3 ひふみ投信はこれから逆転できるか


一番大事なのは、「この先ひふみはどうなるのか」 ですね。


ひふみを運用しているレオスの藤野社長は、


「11月にはなんとか解消できる」


とおっしゃっています。ここから逆転するということですね。



市場関係者は、「これからは世界的には金利上昇。金利が上昇する場面では、バリュー株が優位になる」と考えており、グロース株優位の状況からバリュー株優位の状況に転換するのではないかとみています。


しかし、過去の事例を見てみると、金利上昇場面でバリュー株優位になったのは、9回中4回のみだということで、グロース株の優位はこれからも続き、ひふみは持ち直すと考えているようです。



ただ、ひふみはグロース株に投資するということ自体にはこだわっていないようです。


藤野社長は、


「マーケットと対話して、勝つことが重要。グロースを維持することが目的ではない。」


とおっしゃっています。


ひふみは、今までも、


・投資したいと思える銘柄に中小型やグロース株が多かった

・バリュー株の中にも良いものがあれば、今までも投資してきたし、これからも投資する


という投資方針でした。

そして、この投資方針は今後も変えず、現状のポートフォリオは変えないとのことです。



この投資方針が良い結果につながることを願います。



詳しくは、YouTubeで御覧ください。


参考

ひふみアカデミー2018年11月




関連記事です。


私はひふみのように、アクティブ投信に投資しています。数種類のアクティブ投信のうち、最も成績が良いものは何かを探しています。

ひふみプラスは人気の投資信託ですが、それよりも成績の良いアクティブ投信を見つけていますよ。


アクティブ投信の成績を毎月比較しています。




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2018年09月29日


VIC(ビク)です。



最近、「ひふみプラス」に元気がないですね。


「ひふみプラスを手放した」というブログも少なくありません。



私は、「アクティブ投信として高い人気を誇っている「ひふみプラス」に勝るような投資信託を他に見つけたい」ということで、いくつかのアクティブ投信を以前から検証しています。



そして、検証しているうちの「さわかみファンド」という投資信託が9月、「ひふみプラス」を超える利益となりました。



あわせて読みたい以前の記事

アクティブ投信の毎月の成績一覧



「ひふみプラス」を超えたのは一時的なことかもしれません。


しかし、「ひふみプラス」に代わるアクティブ投信をお探しの方の参考になればと思い、「さわかみファンド」とはどういう投資信託なのかご紹介します。


「ひふみプラス」と比較して紹介しますね。




1 委託会社


まずは委託会社です。


さわかみファンド

ひふみプラス

さわかみ投信株式会社

レオス・キャピタルワークス


さわかみ投信株式会社は、澤上篤人氏が1999年に日本初の独立系投資信託会社として設立しました。

 


澤上篤人氏の経済に関する見方は参考にしてみても良いと思います。

「日本を良くしたい」という熱い思いはなかなか魅力的です。



私は、澤上篤人氏の著書を読んでファンの一人になりました。






2 投資対象資産


それぞれの投信の投資対象資産です。


さわかみファンド

ひふみプラス

内外(グローバル((日本含))

内外(グローバル((日本含))

資産複合(株式、債券)
資産配分変更型

株式

その他資産


さわかみファンドは債券も対象としているところがひふみプラスと異なります。

また、さわかみファンドは、為替ヘッジについて、「為替ヘッジあり(適時ヘッジ)」としています。

どちらの投信も最近は日本企業だけでなく海外企業の株を買い始めたようです。




3 投信の組入上位10銘柄と業種


それぞれの投信の組入上位10銘柄と業種です。


さわかみファンド

ひふみプラス

1 日本電産 5.3%

2 ブリヂストン 4.4%

3 花王 3.9%

4 TOTO 3.5%

5 ダイキン工業 3.2%

6 信越化学工業 2.9%

7 国際石油開発帝石 2.9%

8 浜松ホトニクス 2.8%

9 テルモ 2.6%

10 トヨタ自動車 2.6%

1 VISA 1.88%

2 AMAZON 1.86%

3 東京センチュリー 1.78%

4 MICROSOFT 1.76%

5 光通信 1.67%

6 協和エクシオ 1.67%

7 コスモス薬品 1.67%

8 ダイフク 1.59%

9 ショーボンドHD 1.54%

10 日本電産 1.51%

1 化学 14.9% 2 電気機器 14.8% 3 機械 14.8% 4 輸送用機器 6.7% 5 ガラス・土石製品 6.0% 6 精密機器 5.7% 7 ゴム製品 4.4% 8 食料品 3.7% 9 鉱業 2.9% 10 鉄鋼 2.3%

1 サービス業 13.08%

2 情報・通信業 12.67%

3 その他海外株 8.97%

4 小売業 8.83%

5 電気機器 8.32%

6 建設業 7.25%

7 卸売業 6.57%

8 機械 5.22%

9 化学 4.35%

10 非鉄金属 3.07%


上位10銘柄を見ると、2つの投信どちらにも入っているものは、「日本電産」だけですね。

業種も2つの投信でけっこう異なります。
あえて言えば、「電気機器」がどちらもウェイトが高めです。


さわかみファンドの方は、「ガラス・土石製品」や「ゴム製品」、「鉱業」があるのが特徴的ですね。




4 信託報酬


次に、信託報酬です。


さわかみファンド

ひふみプラス

1.08%

1.0584%


さわかみファンドの方が高いですね。

しかし、どちらも最近のインデックスファンドの信託報酬と比べるとかなり高く感じますね。

ちなみに、投資信託は隠れコストを含んだ「実質コスト」を見るべき!
と以前お伝えしました。


あわせて読みたい以前の記事
投資信託を選ぶ際に見るべきは「実質コスト」!「信託報酬」だけでは不十分です!


直近に判明した実質コストは次のとおりです。

さわかみファンド

ひふみプラス

1.084%

1.357%

 

さわかみファンドの方は、「目論見書」とほとんど変わりませんが、ひふみプラスの方は「目論見書」から大きく増えており、さわかみファンドの実質コストより約0.27ポイントも大きくなっています。

 

さわかみファンドは優秀ですね!

 


以上です。他のアクティブ投信も含め、今後も引き続き検証していきます。


 

関連記事です。

 

さわかみファンド以外のアクティブ投信として、ひふみプラスより損益の良かったTORANOTECアクティブジャパンという投信があります。

 

ひふみプラスに代わるアクティブ投信?TORANOTECアクティブジャパンとは

 

 

アクティブ投信の信託報酬の高さが気になる方は、やはりインデックス投信ですね。

最近注目のwMAXISSlimシリーズが信託報酬引き下げになっています。

 

利益を出す人が選んでいる投資信託、eMAXIS Slimシリーズの信託報酬引き下げ!


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2018年08月23日


VIC(ビク)です。



最近、「ひふみプラス」に元気がないですね。


「ひふみプラスを手放した」というブログもちらほら見るようになりました。



私は、「アクティブ投信として高い人気を誇っている「ひふみプラス」に勝るような投資信託を他に見つけたい」ということで、いくつかのアクティブ投信を以前から検証しています。



そして、検証しているうちの「TORANOTECアクティブジャパン」という投資信託が8月、「ひふみプラス」を超える利益となりました。



あわせて読みたい以前の記事

アクティブ投信の毎月の成績一覧



「ひふみプラス」を超えたのは一時的なことかもしれません。


しかし、「ひふみプラス」に代わるアクティブ投信をお探しの方の参考になればと思い、「TORANOTECアクティブジャパン」とはどういう投資信託なのかご紹介します。


「ひふみプラス」と比較して紹介しますね。




1 委託会社


まずは委託会社です。


TORANOTEC

アクティブジャパン

ひふみプラス

TORANOTEC投信投資顧問

レオス・キャピタルワークス


TORANOTECは、「おつりで投資」ということで最近知名度を上げつつある会社です。



参考

おつりで投資




2 投資対象資産


それぞれの投信の投資対象資産です。


TORANOTEC

アクティブジャパン

ひふみプラス

国内

内外(グローバル((日本含))

株式

中小型株

株式

その他資産


ひふみプラスの方は海外も含んで広く投資をすることとしています。




3 投信の組入上位10銘柄と業種


それぞれの投信の組入上位10銘柄と業種です。


TORANOTEC

アクティブジャパン

ひふみプラス

1 岩谷産業 2.43%

2 西松建設 2.26%

3 セーレン 2.22%

4 萩原工業 2.22%

5 住友電設 2.19%

6 ダイキョーニシカワ 2.15%

7 日本ユニシス 2.14%

8 日本コンセプト 2.11%

9 澁谷工業 2.11%

10 竹本容器 1.95%

1 VISA 1.88%

2 AMAZON 1.86%

3 東京センチュリー 1.78%

4 MICROSOFT 1.76%

5 光通信 1.67%

6 協和エクシオ 1.67%

7 コスモス薬品 1.67%

8 ダイフク 1.59%

9 ショーボンドHD 1.54%

10 日本電産 1.51%

1 サービス業 9.26%

2 機械 9.14%

3 情報・通信業 8.22%

4 化学 7.86%

5 その他製品 7.75%

6 電気機器 7.55%

7 建設業 7.05%

8 卸売業 6.64%

9 繊維製品 4.03%

10 金属製品 3.29%

1 サービス業 13.08%

2 情報・通信業 12.67%

3 その他海外株 8.97%

4 小売業 8.83%

5 電気機器 8.32%

6 建設業 7.25%

7 卸売業 6.57%

8 機械 5.22%

9 化学 4.35%

10 非鉄金属 3.07%


上位10銘柄を見ると、2つの投信どちらにも入っているものはないようです。

業種では、どちらもサービス業や情報・通信業はウェイトが高いようです。


違いで言えば、TORANOTECは繊維製品や金属製品があること、ひふみは小売業や非鉄金属があることです。




4 信託報酬


最後に信託報酬です。


TORANOTEC

アクティブジャパン

ひふみプラス

0.864%

1.0584%


TORANOTECの方が低いですが、比較的新しい投信なので、少し様子を見たほうが良いかもしれませんね。


以上です。他のアクティブ投信も含め、今後も引き続き検証していきます。




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2018年08月17日


VIC(ビク)です。



投資先として有望な企業を探すには、企業のIR情報インターネットで調べたり、四季報を見たりという方法をとるのが一般的です。


また、個人投資家のブログを参考にするということもあるかもしれません。



本当なら、企業の担当者に会って、現状認識や今後の展望などを直接聞けるとよいのですが、そういう機会を作るのもなかなか難しい。



そんな中、先日「「さわかみファンド」運用報告会2018」というものが届きましたのでご紹介します。




1 「さわかみファンド」運用報告会2018とは


今回このような招待状が届きました。


IMG_20180816_063507

運用報告会とは、

「投資先企業の皆様、さわかみ投信が一同に会し、長期投資の未来を切り開くイベントです。皆様のさわかみファンドの運用報告のみならず、長期投資を通じてどれだけ世の中を変えていけるか、ファンド仲間の皆様からお預かりしたお金が世の中のどのような商品やサービスを支えているのか、投資先企業の方よりご紹介いただきます。」


とのことです。


投資信託である「さわかみ投信」の運用状況はどうなっているか、さわかみファンドが関係している企業が世の中にどんな製品やサービスを提供しているかを直接確認できるイベントということですね。



開催日は9月22日土曜日、パシフィコ横浜で10時から16時まで開催だそうです。

対象はさわかみ投信のお客さま、参加は無料です。




2 アナリストが企業ブースを案内してくれる「アナリストツアー」


この運用報告会では、各企業がブースに出展し、製品やサービスの紹介はもちろん、来場者からの質問に答えてくれるようです。


でも私はこういうのが苦手です。


「何を聞いたらよいか分からない」

「そもそも恥ずかしい」


と思ってしまいます。もしかしたら私と同じような方もいるのでは。



こんな私が注目しているのは、この報告会で開催される「アナリストツアー」です。


さわかみファンドのアナリストが解説付きで企業ブースを案内してくれるようです。


IMG_20180816_063529

これは助かる!




3 出展企業は約30社、これから注目度が高まるかもしれないあの企業も!


招待状によると、出展企業は約30社です。

トヨタやANA、キリンなど、みなさんが知ってる企業ももちろん出展するようです。


ステージで各企業の講演を聞けるようです。


IMG_20180816_063522



ちなみに、ブース出展や講演がある企業の中で、私が注目しているのは次のところです。


・テルモ(4543)

医療機器大手。カテーテルなど心臓血管領域に強み。

1株利益が毎年伸びている。

株主優待あり


・メック(4971)講演あり

電子基板向け中心の薬品会社。

1株利益が毎年伸びている。

株主優待あり


・三浦工業(6005)

産業小型ボイラーで国内5割超占有

1株利益が毎年伸びている。

株主優待あり



こういった機会をいただけるのは本当にありがたいですね。

といっても私は最近さわかみファンドを買い始めたばかりで、口数もまだ少ないです。

毎月「さわかみファンド」のほかに、最近ちょっと元気がない「ひふみプラス」と大穴「TORANOTECアクティブジャパン」を比較しています。

あわせて読みたい以前の記事

アクティブ投信の毎月の成績一覧


とりあえず、さわかみファンドは保有口数が少なくてもこの運用報告会に招待していただけるようですね。



この運用報告会に参加するためだけに、さわかみファンドを買ってもいいくらいですね!




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