アクティブ投信

2019年05月15日

ひふみプラス 今後のアクティブ投信選び


VIC(ビク)です。



投資信託の中でも以前人気があったのは「ひふみプラス」でした。


SBI証券のWebサイトによると、販売金額は現在3位となっています。

13A44EBA-725C-4D9D-A1E3-0FF23A91D05F


「ひふみ」の販売金額は先月が6位だったので、少しだけ上げてきました。

「ひふみ」の基準価額を見てみるとこんな感じです。

F734656F-15DC-480B-9F0E-76C230AB016D


「ひふみプラス」保有者は、資産の評価損益がマイナスになったままの方もいると思います。


この「ひふみプラス」は、投資信託の分類で言うと、「アクティブ投信」です。

しかし、個人投資家の王道といえば、コストをかけずに平均点を目指すインデックス型投資です。


かの有名なウォーレン・バフェット氏も、妻に「資金の90%をS&P500に投資せよ」と言ったとか。



こんな中、「ひふみプラス」よりもっと優れた「アクティブ投信」はないのか、「インデックス投信」が本当に王道となるのか、悩む方もいるかもしれません。

みなさんが「ひふみプラス」への投資を今後も続けるかどうかの参考になるよう、私が「ひふみプラス」と他のアクティブ投信の運用成績を比較して検証しています。



このブログのポイント

1 ひふみプラスと比較するアクティブ投信

2 評価損益が1番良かったアクティブ投信は「TORANOTECアクティブジャパン

3 5月に選ぶ投資信託は「さわかみ投信」







1 ひふみプラスと比較するアクティブ投信



まずは、「ひふみプラス」の特徴を整理すると、次のとおりです。(2019年3月29日現在)


ひふみプラス

・委託会社

 レオス・キャピタルワークス

・投資対象資産

 国内外(グローバル(日本含))・株式

・投信の組入上位3銘柄と業種

銘柄

業種

1 協和エクシオ

2 光通信

3 ネットワンシステムズ

1 情報・通信業

2 サービス業

3 その他海外株

・信託報酬

 1.0584%



次に、ひふみプラスと比較するアクティブ投信は、次の2つの投資信託です。


TORANOTECアクティブジャパン

・委託会社

 TORANOTEC投信投資顧問

・投資対象資産

 国内、中小型株

・投信の組入上位3銘柄と業種(2019年2月28日現在)

銘柄

業種

1 岩谷産業

2 大阪ソーダ

3 月島機械

1 情報・通信業

2 サービス業

3 その他製品

・信託報酬

 0.864%


詳しくは、こちらを御覧ください。

ひふみプラスに代わるアクティブ投信?TORANOTECアクティブジャパンとは



さわかみファンド

・委託会社

 さわかみ投信株式会社

・投資対象資産

 内外(グローバル((日本含))、資産複合(株式、債券)

・投信の組入上位3銘柄と業種(2018年8月23日現在)

銘柄

業種

1 日本電産

2 花王

3 ブリヂストン

1 化学

2 機械

3 電気機器

・信託報酬

 1.08%


詳しくは、こちらを御覧ください。

ひふみプラスは今後も保有すべき?ひふみを超える利回りとなったさわかみファンドとは





2 評価損益が1番良かったアクティブ投信は「TORANOTECアクティブジャパン



それでは、「ひふみプラス」を含む3つのアクティブ投信の状況がどうなっているか見てみましょう。
ウォーレン・バフェット氏がいうS&Pと比較してみます。

7259070E-14AD-483B-9AC7-6A4B111F8191


アクティブ投信の中で今月損益が一番良かったのは「TORANOTECアクティブジャパン」でした。

損益が一番悪いのは「さわかみ投資」ですね。

さわかみはここ最近ずっとだめ。


グラフを見てみると、どのアクティブ投信も、S&Pと同じ形をしていることが分かると思います。値動きが一緒ということですね。

アクティブ投信の手数料は約1%くらい。

ちなみに、S&Pの投資信託の手数料は0.17%くらいのものからあるようです。

アクティブ投信の手数料は、S&Pの投資信託の5倍以上なのに、結局どちらも同じ値動きということだと、わざわざ高い手数料出してアクティブ投信を選ぶ意味がないですね。

ひふみの今後についてはこちらをご覧ください。

「ひふみプラス」の今後はポートフォリオ運用次第!レオス社員が解説する日米株式市場の違いも(2019年4月ひふみアカデミー)

 


SPONSORED LINK




3 5月に選ぶ投資信託は「さわかみ投資」



年明け以降、各投資信託の評価損益は改善に向かっているように思えましたが、改善は続きませんでした。

今月損益が一番良かったTORANOTECアクティブジャパンも、比較対象であるインデックス投信の代表「eMAXIS Slim 米国株式 S&P500インデックス」にはボロ負けです。


投資の正解はS&Pなのか・・・。
もう少し様子を見させてください。



投資の原則は、「安く買って、高く売る」です。


この原則に基づき、金融商品を買うときは、割安になっている場合に購入することにしています。



よって、今回1番割安であった(評価損益が悪かった)「さわかみ投信」を購入します。


SPONSORED LINK



関連記事です。

人気の投資信託「ひふみ」が調子を戻してきています。
今後どうなっていくのか、「ひふみ」のレオス・キャピタルワークスの藤野社長の解説を御覧ください。

「ひふみ」不調のウワサを藤野社長が切る!今後の「ひふみ」はどうなるか



「ひふみ」の藤野社長は多くの企業の社長と会っています。
その経験から儲かる会社、つまり、投資すべき会社に法則があると考えているようです。

 


Amazonで購入
楽天市場で購入



今後も継続して検証していきます。


いつもご覧いただきありがとうございます。
一日一回、ネコ顔をクリックしていただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ


2019年04月16日


VIC(ビク)です。



以前ほどではありませんが、投資信託「ひふみ」の人気はまだまだ健在です。


最近は調子が戻りつつあり、これからまた注目されるかもしれません。


そんな「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークス社から「2019年4月ひふみアカデミー」が発信されていましたので、ポイントとなるところを抜粋して紹介させていただきます。



目次

1 ひふみの今後はポートフォリオ運用次第

2 日米の株式市場の違い

SPONSORED LINK



1 ひふみの今後はポートフォリオ運用次第


先月3月のひふみの状況を振り返ってみます。


(1)ひふみは3月もTOPIXに勝利!

ひふみとTOPIXを騰落率で比較するとこんな感じです。

2019年振り返り

ひふみ投信 0.46%

TOPIX 0.09%


1・2月に続き、3月もTOPIXに勝利!

ひふみが好調ですね。



勝利の余韻にずっと浸っていたいところですが、3月の状況を分析してみます。



・経済状況

昨年の12月は市場がパニック的に暴落しましたが、1月、2月は回復してきました。


その後、中国のPMIがそんなに悪くないとか、全人代で今年の成長率が下方修正されたが予想内であったというような、「良くも悪くもない」という状況でした。


また、3月20日のFOMCで長期金利の低下がおきて、10年債と3ヶ月の利回りの逆転が起きるような中で3月が過ぎました。



・各業種の状況

33業種の月間騰落率を見てみると、世界的な長期金利の下落の圧力があって、金利の低下から恩恵を受けるような不動産関係が上がりました。


ひふみが投資している業種については、上がっていたり、下がっていたりと、全体としては大きな動きはありませんでした。




(2)好成績となったのはポートフォリオ運用のおかげ

経済状況も各業種もあまり大きな動きがない中で、ひふみがなぜTOPIXに勝つことができたのか。

その要因を見つけるために、ひふみの投資先の推移を見てみましょう!


ひふみは企業に投資する際に、

・グロース株(成長重視)かバリュー株(割安重視)か

・内需か外需か

これら4つの区分において、投資判断を行っています。

保有銘柄分類の推移



推移を見てみると、3月は外需の割合が少なくなり、内需の割合が増えていますね。


担当の方の説明では、「ニュースなどにより株価が上がったものを売って、出遅れている銘柄に振り分けた」とのことでした。


おそらく、外需関係の企業の株価が上がったのでそれを売って、内需関係の企業の株に投資したということでしょう。



つまり、ポートフォリオの中で割高になっているものは売って、割安になっているものを購入したという、「ポートフォリオ運用」がうまくいっているということですね。


今後もひふみの好調が続くかどうかはこの「ポートフォリオ運用」次第ということですね!

SPONSORED LINK



2 日米の株式市場の違い


今回は、日米の株式市場の違いについても、ひふみの担当の方が解説されています。

投資する際にはぜひ知っておいても良いと思いますので、紹介させていただきます。


(1)日本は中小型株が多い

ひふみの担当者からクイズが出されました。

クイズ


日本で超大型株とされる時価総額11兆円を超えた銘柄はいくつある?





答えは2銘柄。

トヨタとソフトバンクグループだそうです。


これがアメリカとなると、57になるようです。



MSCIという、グローバル運用をやっている機関投資家が世界的に使っている目安とする指数を見ても、日本企業の小ささがわかります。

日本株の特徴


MSCIにおいて、日本の企業はたくさん組み入れられていますが、ウェイトは低い。

つまり、日本企業はひとつひとつが小さいということです。



(2)日米の違いはM&Aと企業の上場


そして、私からもクイズ!

日本とアメリカの上場企業数はどのくらい違うでしょうか?






答えはほとんど同じ。


日米上場企業数


これは、日本は中小企業がたくさん上場する一方、アメリカでは上場企業数が減っているからです。



アメリカの上場企業数が減っているのは、

・M&Aが活発

・IPOが低迷

ということが原因だそうです。


アメリカは企業の戦略の中でM&Aがあります。

日本では「企業買収」というと、マイナスイメージで捉える方が少なくないと思います。



日本では小さい企業が多数存在していて、そのメリットもたくさんあります。

しかし、今後世界企業との競争の中でどう生き残るかという不安もぬぐえません。



日本企業が今後どうなっていくか引き続き観察していきましょう!


SPONSORED LINK


関連記事です。


私も投資はポートフォリオ運用で行っています。

先月時点で資産は1,000万円を超え!

数年前にFXで資産をほぼすべて溶かしてから復活してきました。


資産がついに1,000万円超え!評価損益もプラスになったVICのポートフォリオを紹介!(3月末)



決して給料が高くない私が、投資で資産を増やしたカギは「ポートフォリオ運用」です。

どのようなポートフォリオを目指しているかはこちらをご覧ください。


ポートフォリオの作り方!投資で負けないポートフォリオ運用(2019年)




いつもご覧いただきありがとうございます。
一日一回、ネコ顔をクリックしていただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ


2019年04月14日


VIC(ビク)です。



年末に不調だった株式市場が持ち直してきており、個人投資家に人気の「ひふみ」の調子も上昇して来ましたね。



ほんと嬉しい!



でも油断はできません。大切なのはこれから!

今回、「ひふみ」の藤野社長から、これからの「ひふみ」の命運を握る「オリーズ」という企業のことについて話がありました。


また、すべての個人投資家が持つべき心構えについても話がありましたので、紹介させていただきます。

「ひふみ」の動画はこちらからどうぞ
動画:ひふみアカデミー2019年3月

このブログのポイント
1 2019年2月振り返り
2 「ひふみ」の強さは企業の選定力にあり
3 「ひふみ」が選んだ銘柄「オリーズ」とは
4 個別企業に投資する前にすべき大事なこと





1 2019年2月振り返り



2019年2月の「ひふみ」の状況を振り返ってみます。

ひふみ1

(「ひふみアカデミー2019年3月」より)


「ひふみ」の成績をTOPIXと比較すると、


ひふみ投信 4.78%

TOPIX 2.60%


となっており、「ひふみ」は株式市場に大きく勝った1ヶ月でした。


藤野社長によると、「ひふみ」は、


・強い月と弱い月がある

 1、2月は勝率が高く、4月は勝率が悪い。

 良いのは夏、そして年末。


・マーケットの回復期には大きく勝つ

 1月、2月は市場全体が回復期にあったため、回復期を得意とする「ひふみ」は市場を上回ることがでました。



「ひふみ」は本来強いはずの年末に弱かったのですが、1、2月の回復期に価額を大きく上げたので、「ひふみ」らしさは失われていないとのことです。


そして、注目すべきは、市場の回復以上に「ひふみ」が上昇していることということです。

なぜ、市場に勝つことができたのか、次で見てみます。





2 「ひふみ」の強さは企業の選定力にあり



株価を式で表すと、次の二つに分けられる。



株価=EPS×PER


・EPS

1株あたり利益:企業の収益力をみる


・PER

株価収益率:株価の割安さ(企業の期待値)を見る



EPS、PERどちらが上がっても株価は上がります。

簡単に言うと、企業の収益力が高くなるとその企業の株価が高くなるし、また、企業への期待が高まると株価も上がる。



ということは、ほかの投資会社よりも先に、収益力がある会社、割安になっている(まだ期待されていない)会社を見つけることが重要。



「ひふみ」の状況が良かったということは、きちんと企業を選定して、ほかの投資会社よりも一足早くその企業に投資できているということです。




「ひふみ」は今後、どういう戦略で市場と戦っていくのでしょうか。


藤野社長は、


「マーケットは打率8割のバッターのようなもの。マーケットは先見性があるので、それに逆らうのはなかなかの勇気。しかし、そうしないとマーケットを上回ることができない。勇気を持って挑戦することが大切。」


そして、「ひふみ」が「勇気を持って」投資した企業が、今後の「ひふみ」の命運を握っているかもしれません。


「ひふみ」投資金額を増やした企業について、紹介します。



SPONSORED LINK



3 「ひふみ」が選んだ銘柄「オリーズ」とは



「ひふみ」は好調が続きますが、その好調のカギはなんでしょうか。


それは、「ひふみ」がある銘柄の保有を増やしているので、それがカギになるかもしれません。


ひふみ2

(「ひふみアカデミー2019年3月」より)


それは、「オリーズ・バーゲン・アウトレット(Ollie's Bargain Outlet Holdings)」という企業です。

見慣れない企業ですよね。


これは、アメリカの会社で、日本でいうとバッタ屋です。



店の雰囲気はあまりいけてる感じはしないのですが、とても伸びている企業です。



なぜなのか、それはAmazonが伸びているからです。


Amazonが伸びると、流通業がやられます。


「オリーズ」は、Amazonにやられた会社から物を仕入れて、アメリカの中流から下流層に販売してる会社です。



アメリカの勝ち組がAmazonで物を買い、アメリカの負け組がAmazonに敗れた企業で物を買うというような、消費の二極化は今後も進むと思われ、「オリーズ」は東海岸が中心の会社ですが、中南米や西海岸を中心に拡張していくと予想しています。





4 個別企業に投資する前にすべき大事なこと



「ひふみ」への質問で多いのは、「ひふみ」を構成する個別企業の話だそうです。


「オリーズ」へ投資を増やしたということで、「オリーズ」の話が気になる方も多いと思います。


しかし、それより大事なことがあります。



それは、「どういうコンセプトでポートフォリオを組み合わせるか」を考えることです。


藤野社長はこれをラーメンにたとえています。

・「ひふみ」の構成銘柄について聞くのは、「ラーメン屋でラーメンを食べながら、この「しなちく」のかけらはどういう意味があるか」と聞くようなもの。

・気にすべきは、いい素材をどう組み合わせてどういうラーメンにしているのか



ひふみ投信は、237社を組み合わせたポートフォリオです。


この200数十銘柄でどういう世界観を作ってどうライバルと戦うか。



たとえば、先ほどの「オリーズ」にしても、保有は全体の1.8%でしかなく、「オリーズ」が破綻したとしても、ポートフォリオ全体で見ればびくともしない。



私たち個人投資家も、個別銘柄に投資する前に、どういうコンセプトでポートフォリオを組み合わせるかを考えたいですね。




関連記事です。


藤野社長から大切なことはポートフォリオという言葉がありました。

私も一応資産をポートフォリオで運用しています。


ポートフォリオの作り方!利益を出し続けるVICのポートフォリオ運用


そして、ポートフォリオ運用の成績を毎月報告しています。


資産月次報告・ポートフォリオ




昨年1年間の「ひふみ」の状況について藤野社長のコメントはこちら。


「ひふみ」不調のウワサを藤野社長が切る!今後の「ひふみ」はどうなるか




いつもご覧いただきありがとうございます。
一日一回、ネコ顔をクリックしていただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ


2019年02月06日


VIC(ビク)です。



個人投資家に人気のある「ひふみプラス」などを運用(委託)しているのは、藤野社長が代表を務めるレオス・キャピタルワークスという会社です。



レオス・キャピタルワークスの経営理念は、


「資本市場を通じて社会に貢献します」


というものです。



「社会に貢献」の前にまず「ひふみ」を購入した人に貢献してほしい。



そんな「ひふみ」が2019年にどうなるか、昨年2018年の動きを振り返ってみると見えてくるかもしれません。


レオス・キャピタルワークスから2018年の運用に関する動画がアップされていました。

動画:
2018年ひふみの運用報告会 総集編



動画の中で、「ひふみ」不調の原因としてささやかれるいくつかの噂について、藤野社長が答えています。


動画は1時間くらいありますので、時間がない方はポイントをまとめましたのでこのブログを御覧ください。


このブログのポイント

1 2018年の「ひふみ」は何をしたか

2 「ひふみ」が考える今後の投資ポイント

3 「ひふみ」の不調は規模が大きくなったせい?藤野社長が答えます





1 2018年の「ひふみ」は何をしたか



2018年に「ひふみ」が何をしていたかについて紹介させていただきます。



(1)「ひふみ」はグロース株投資に力を入れた


企業は次の2つの視点で分類することができる。


・外需か内需か

・グロースかバリューか



「ひふみ」が投資先として重点を置いているのは、内需でグロース株である。



しかし、日本企業がこれから成長する余地は多くないと考えており、これから成長する企業を探すとなると、海外にある企業にも目を向けていかなければならない。



(2)投資すべき海外企業を見つけるために現地の声を多く聞いた


海外の優良な企業を探すため、2018年は海外に多く出向いた。

出張件数で言うと、


2017年 約70社訪問

2018年 約210社訪問


となった。


海外に出張して何をしているか、それは、企業が立てた売上の目標がどうであるかを、実際に店舗に行って確認している。


・同業他社と比べて

・価格が高いかどうか

・商品が棚の目立ったところにあるか


また、店員に話を聞いて、売れているか、どういう人が買っているかを聞いている。


そして、集めた情報を整理して、企業の目標が現実的かどうか判断して投資判断している。



(3)海外顧客を増やした


「ひふみ」は世界中の方から注目されるようなファンドになってきた。


「ひふみ」は国内の方だけでなく、世界中のお客様に知っていただきたいと考えている。



国内外顧客別内訳をみると、海外のお客様が現在12%くらいとなっている。





2 「ひふみ」が考える今後の投資ポイント



「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスが考える今後の投資のポイントがありましたので紹介させていただきます。



(1)米中貿易戦争は長期化


内需の拡大や産業構造の高度化を実現させたいと考えている。


重要部材の国産化を始めとして、次世代産業の覇権獲得に向けて強く動く。


米国との妥協点を模索すると考えている。



(2)人手不足は構造的な課題、生産性向上は永遠のテーマ


人手不足は、ある会社にとってはピンチであるが、チャンスとなる会社もある。

チャンスが訪れる業界は、ロボット関連産業やAI関連企業である。


さらに、投資する企業を選ぶ際には、


・商品の値上げができる企業であるか

・社員の待遇を改善できる企業であるか


に注目するとよい。



(3)5Gシステムはまだまだ


世界において、5Gのネットワークをつくるのが急務となっている。



国内においては、東京オリンピックや大阪万博に向けて、5G関連の投資が増えるだろう。


特に、ドコモやKDDI、ソフトバンクなどの通信関連企業が5Gへの投資を増やす。


投資を増やすということは、企業の財務状態は一時的に悪化するが、逆を言うと、5G関連で仕事をもえる企業も増えるということである。



「ひふみ」は5G関連企業の比率を高めている。(協和エクシオ等)


これらの企業の株価が上がると「ひふみ」の基準価額が上がることを期待できる。





3 「ひふみ」の不調は規模が大きくなったせい?藤野社長が答えます



色々と努力しているのは伝わってくるのですが、最近不調の「ひふみ」。


「ひふみ」に対して多く寄せられる質問や疑問について、藤野社長が答えていますので紹介させていただきます。



(1)運用残高が増えると運用が難しくなるのか


これは一番よく言われることだと思います。


大きすぎるファンドは十分に中小型株を買えなかったり、買おうとして株価を必要以上につり上げてしまって結局割高になってしまったりということですね。



藤野社長はこれについて、純資産総額と運用成績の相関関係によって反論しています。



純資産総額が右に行くと小さくなる、運用成績は上に行くと大きくなる。

もし、運用残高が増えると運用が難しくなるとしたら、右肩上がりになるはず。

相関

(2018年ひふみの運用報告会 総集編 抜粋)



見てみると、相関係数は0.04。


つまり、運用資産残高と運用成績は関係無い。



(2)インデックスファンドに近くなるのではないか


規模が大きくなった投資信託は、色々と組入れるので結局はインデックスファンドと同じような動きになってしまうのではないかという疑問です。


これについて、「ひふみ」のアクティブシェアにより反論しています。


アクティブシェアとは、ポートフォリオとベンチマークからどれだけ剥離しているかというものです。

アクティブシェア

(2018年ひふみの運用報告会 総集編 抜粋)


ひふみ投信マザーファンドのアクティブシェアは90%以上であり、インデックスファンドとかけ離れているという状況。


つまり、インデックスファンドとは全く異なる!ということです。



最後に藤野社長は、こうおっしゃっています。


「みなさまの資産形成をお手伝いする。良い会社に投資して、日本を良くしたい。」



ぜひとも実現してほしいですね。





関連記事です。


アクティブ投信といえばまだまだ「ひふみ」が販売額等で上位になっていますが、ほかにもおすすめのアクティブ投信はあります。


私は「ひふみ」含めた3つのアクティブ投信に投資して成績を比較しています。


今後のアクティブ投信選びをブログで紹介!



2018年に「ひふみ」が何をしてきたかを紹介しましたが、大きく下げている基準価額が今後どうなるかまだ不安が解消されていない方も多いかもしれません。


藤野社長の分析をみて少しでも安心してください。


投信「ひふみ」の下落は続く!12月末の状況と「ひふみ」藤野社長の分析




いつもご覧いただきありがとうございます。
一日一回、ネコ顔をクリックしていただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ


2019年01月16日

ひふみ 12月末の状況 藤野社長コメント


VIC(ビク)です。



「ひふみ」不調が続いていますね!


「ひふみ投信」や「ひふみプラス」などの「ひふみ」系の投資信託の基準価額がかなりピンチに陥ったままとなっています。


しかも、「ひふみ」と同じアクティブ投信に分類される他のアクティブ投信と比べもても、かなり悪い状況になっています。


株式市場の不調で「ひふみプラス」下落!今後のアクティブ投信選びをブログで紹介!




そんな「ひふみ」について、運用している(正確には委託会社)であるレオス・キャピタルワークス及び藤野社長からコメントがありましたのでそのコメントを紹介させていただきます。



このブログのポイント
1 12月の株式市場の状況
2 「ひふみ」の保有銘柄は11月末から12月末にどう変わったか
3 12月に「ひふみ」が大きく下げた原因と今後
4 ひふみ投信はグロース株投資!バリュー株投資との違いは
5 運用会社藤野社長が考える「ひふみ」の今後







1 12月の株式市場の状況



12月はほぼすべての業種が下げました。


下がっていなかったのは、


・陸運業

・空運業

・電機・ガス業

・建設業


でした。


これは、機関投資家が「魅力がない業種」として今までそもそも買われていなかった(持っていなかった)銘柄です。


買われてなかったので、売られもしなかったということですね!



そして、特に大きく下げたのは、


・医薬品


で、11月末にプラス4.3%であったのが、12月末にはマイナス15.9%となりました。



この銘柄は、以前は、機関投資家に買われていましたが、12月に入りこれらの銘柄が売られて大きく下げました。



また、電気機器の業種も下げました。

11月末にプラス0.6%であったのが、12月末には、マイナス12.7%となっています。


これは、為替の影響というよりも、米中貿易摩擦の懸念で売られて大きく下げたと思われます。





2 「ひふみ」の保有銘柄は11月末から12月末にどう変わったか



12月の株価の動きを月間で見ると、あのリーマンショックより下げてしまっています。



そのような中、12月のTOPIX(配当込み)と「ひふみ」の評価損益を比べてみると、


・TOPIX マイナス10.21%

・「ひふみ」 マイナス13.45%


でした。


「ひふみ」が大きく負けています。


高い手数料払って「ひふみ」を買っているのにTOPIXより悪い評価損益だというのは問題ですね!



なぜこのような状況になってましったのか、「ひふみ」の保有銘柄等を見てみます。


11月末

国内株式 85.2%

海外株式 10.7%

現預金 4.1%

銘柄数 231


12月末

国内株式 85.8%

海外株式 11.1%

現預金 3.2%

銘柄数 233



11月末 「ひふみ」構成銘柄上位5社



銘柄名

内/外

G/V

構成比率

1

共立メンテナンス

内需

グロース

1.9%

2

東京センチュリー

外需

バリュー

1.9%

3

協和エクシオ

内需

バリュー

1.9%

4

リクルートHD

内需

グロース

1.8%

5

ショーボンドHD

内需

グロース

1.8%


12月末 「ひふみ」構成銘柄上位5社



銘柄名

内/外

G/V

構成比率

1

協和エクシオ

内需

バリュー

2.2%

2

東京センチュリー

外需

バリュー

2.1%

3

光通信

内需

グロース

2.1%

4

共立メンテナンス

内需

グロース

1.9%

5

リクルートHD

内需

グロース

1.8%



株式市場全体が暴落する中、「ひふみ」は買い増ししている銘柄があります。

それは、


・協和エクシオ

・東京センチュリー

・光通信


の3つです。

これらの銘柄は、この12月の下げ相場の中で買って、組入れ比率を上げています。


たとえば、協和エクシオは、業績が順調であることや米中貿易摩擦や為替が関係無いですし、5Gの恩恵も受けると考えることから買入れを行ったようです。

ちなみに、5Gの進展はこれからの社会に大きな影響を与えることは間違いないですが、株価はひょんなことから影響を受けて、下げることもあるので注意が必要です。

菅官房長官の「4割発言」後のドコモ・KDDIの株価は?総務省の動きで株価の伸びを読み取る!





3 12月に「ひふみ」が大きく下げた原因と今後



「ひふみ」が大きく下げることとなった前提となる世界の状況を見てみましょう。



2018年の前半の状況は、2017年のゴルディロックス相場(「ぬるま湯相場」)と比べて、とても良い状況にありました。


そして、2018年の後半にはこの状況は一変し、株価は暴落するのです。

その要因は


・米中貿易戦争

・中国経済の鈍化

・FRBの利上げ

・EUの金融引き締めへの方向転換

・日本の消費増税


という、株式市場にとってマイナスとなる要因が複数ありました。

これらの要因に慎重になる投資家が増え、株価の暴落を引き起こしてしまったのです。



特に投資家にとって懸念すべきはアメリカFRBの利上げでした。


FRBは少し前から利上げを少しずつ始めており、投資家の間では、10年前のリーマンショック前と似たような状況となってきていると言われています。


このときも景気がよく、景気をスローダウンさせるために利上げしていました。


今回の利上げで10年前のリーマンショックと同じようなことが起こると投資家が先読みして、株価の急落が起きたと考えています。



このような状況の中、「ひふみ」はなぜTOPIX以上に下げてしまったのでしょうか。

これについては、次のように分析しています。


・12月に内需グロースのウェイトを大きくしていたこと

・「ひふみ」を構成するグロース株の一部が東証から外れる懸念があったことにより、基準価額を大きく下げてしまったこと



このように「ひふみ」を取り巻く世界の株式市場の状況や「ひふみ」の構成銘柄の問題はありますが、


「ひふみ」はこれからは大丈夫!


だとレオスは考えているようです。




4 ひふみ投信はグロース株投資!バリュー株投資との違いは



ここで、ひふみの大きな割合を占めるグロース株投資とはどのようなものなのか確認します。


(1)グロース株とは


グロース株とは、「今は大きくないかもしれないけど、これから成長する企業」の株式のことです。

たとえば、IT系企業のように、世の中に今までなかった新しい価値を提供するような企業の株式です。


グロース株投資は、将来の企業価値に比べて現在の企業の価値が割安になっており、将来に向けて株価が上がることを期待して投資することです。



このグロース株とよく比較されるのが、バリュー株です。


(2)バリュー株とは

バリュー株とは、「その企業の資産や収益から考えると、あるべき本来の企業の価値から割安になっている企業」の株式のことです。

たとえば、エネルギーや素材、金融、電気通信サービス、公益事業などです。


バリュー株投資は、現在の割安な企業の価値が、何かをきっかけに本来あるべき価値に見直されることを期待して投資することです。



グロース株投資もバリュー株投資も、「安いところを買う」という点については同じですね。



ちなみに、2003年からリーマンショック前の2007年までは、バリュー株が他の業種に比べて上昇していたようです。


リーマンショック後の2009年から2018年は、バリュー株が他の業種よりも悪かったようです。


グロース株の優位が今まで続いていおり、バリュー株投資は過去10年市場に負け続けています。







5 運用会社藤野社長が考える「ひふみ」の今後



「ひふみ」は大丈夫だと考える理由を見てみます。


現在の株式市場の状況をよく分析すると、10年前のリーマンショック前と現在は同じ状況ではないからです。


それは、


・10年前の株とアメリカ10年債の利回りの差は縮小

・12月末現在の差は5%(縮小していない)


ということです。



つまり、現在の状況はリーマンショック前と異なっているということで、12月の株価の暴落は、「先読みのしすぎ」=「売られすぎ」です。


よって、売られすぎた株式、そして、「ひふみ」は必ずリバウンドすると考えています。



藤野社長が今後の「ひふみ」について語ったことを抜粋します。


「12月は何でもかんでも下がった。1月は上がる銘柄と上がらない銘柄が峻別されると考えている。」


「「パニック売り」に「パニック売り」で対応してはならない」


「より割安で、より上がりやすくて、アメリカや日本の景気が悪くなっても下がらない会社に投資ができるかが重要。」


「いつも同じであることが大事。株が上がっても下がってもたんたんとやるべきことをやる。」


そして、自社の運用部門については、


「株式市場が不調の今、ファイティングポーズをとっている。こんな状況にあっても、たんたんとやるべきことをやっている」


として、評価しています。



「下がっている時に、どういう株が戻るか考えて、そういった会社の株を買い増しすることは、半年とかの期間で見ると正しい!」



「ひふみ」の調子が悪くなってからしばらく経ちますね。

言葉ではなくそろそろ実績で良い結果を示してほしいです。




関連記事です。



「ひふみ」から次のアクティブ投信に乗り換えるとしたら何が良いか、複数のアクティブ投信を比較しています。


株式市場の不調で「ひふみプラス」下落!今後のアクティブ投信選びをブログで紹介!



いつもご覧いただきありがとうございます。
一日一回、ネコ顔をクリックしていただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いします!
にほんブログ村 株ブログへ

最新記事はこちらからどうぞ!